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2014年7月31日

ライオンズといえば西鉄ライオンズを忘れないようにしたい

西鉄ライオンズ


2014年7月最後の記事です。

先日、日本一のバス保有台数を誇る地方の電鉄会社の話を致しましたが、この会社はかつてプロ野球球団を保有しておりました。

今の若い人にはわからないでしょうが、昔は電鉄会社がプロ野球球団のオーナーになるのが「普通のトレンド」でして、阪急とか南海とか近鉄とか阪神とか国鉄とか西鉄とか、とかくわかりにくく、12球団分の選手データをメモリ制約上格納できずに10球団しかデビューさせられなかった伝説の野球テレビゲーム「ファミリースタジアム[通称ファミスタ]」においては、「レイルウェイズ」という謎の合併強力球団が登場したことも記憶に新しいところです。

いきなり[脱線]して恐縮でしたが、その初代ファミスタから更に時代をさかのぼり、西鉄ライオンズという伝説の球団があったことをご紹介します。



伝説の野武士集団西鉄ライオンズ



誕生と共に名将三原脩監督を迎えた西鉄ライオンズ。監督は南国九州の球団として、「遠心力野球」と呼ばれる自由奔放な選手掌握術と緻密かつ大胆な采配を振るいました。

全国から集った個性派選手たちは、自主的に練習を重ねた自信と何でも言い合う自由な雰囲気と本番のプレッシャーにめっぽう強い豪胆な精神力を持ちあわせ、伝説の日本シリーズ三連覇を遂げたのです(セ・リーグの相手は全て読売ジャイアンツです)。

都心そのままの平和台球場で試合が終わったあとは、そのまま中洲に飲みに行く選手も多く、お店で一緒にファンと酒を飲んで語るなど、異常なほど距離が近かった球団です。

そうして「野武士軍団」といった評判を勝ち得ていったのです。

しかしながら、プロ野球団を運営するメリットは圧倒的な知名度を誇る野球というスポーツによるイメージアップ、球場への観戦客からの運賃収入などが挙げられますが、平和台球場はあまりに近すぎました。

そして、鉄道会社にとって球団経営はあくまで副業です。元々、本業の鉄道事業も公共性が強いことから利用者、株主、債権者等の目もあり経営は大変厳しい場合も多く、そうした中、事業採算面に鑑みて手放していったことが多いわけです。

特に鉄道・バス動員数に限りがある地方都市に三連覇のプロ野球球団を抱えておくことが難しくなってきたことは想像に難くありません。

当時から球場近くで野球用具ショップを営む店主よりお聞きした話は以上です。

(平成26年7月31日 木曜日 最終更新:2016年7月31日 日曜日)

2014年7月30日

コの字やロの字で中庭のある家を作る不動産屋が福岡にあります

中庭のある家


本稿の執筆は2014年7月です。

最近、主として防犯の観点から、庭を外庭ではなく中庭として配置し、中庭を地下部分まで掘り進んで採光面にも配慮した形の住宅が筆者の住む地方都市にも普及してきたように感じます。

確かに、都市部では分譲マンションが全盛と言えます。

オートロックでセキュリティは万全ですし、荷物の配送(宅配便)や仕出し弁当に至るまで、専有部の玄関からはシャットアウトできます。

外でくつろぐのはバルコニーで充分といった向きもあるのではないでしょうか。

上下階への騒音が気になるという点も、遮音構造の進歩と普及によりかなり軽減されています。

夏の暑い日などの冷房費用や冬の暖房費用を考えると、上下階に居住空間があるだけコスト減となります。

それでも、開放的な一戸建てへの一定の需要はあります。

しかし、防犯意識の高まりから、最近の一戸建て住宅を眺めるに、なかなか不安な要素もいっぱいです。

塀を巡らせても、周囲からの侵入は容易ですし、そもそも周囲の視線が気になって、庭があってもくつろげず、窓にはカーテンやブラインドを敷き詰めるような息の詰まった感じもしてしまいます。



中庭仕様の家を提案する



そのような一戸建ての課題を解消し、本来の解放感を味わうための一つの解決策が、中庭仕様の家なのです。

外はカリッと堅牢に、中はジューシーに。まるで節足動物のように表面は固いウロコや殻で覆いますが、中はのびのび空間を保持できるというわけです。

具体的には、家を「ロ」の形や一辺が壁の「コ」の字に設計します。

真ん中部分は地下まで掘り進み、地階にも中庭への窓を設けて自然採光を取り入れます。

外部の四辺を壁で囲みますので、セキュリティーは鍵1本で済みます。

普通の一戸建てのように、窓の鍵は締めたか、勝手口が開いてないかなど気にする必要も無くなり、また風と光が中庭から家の中に直接吹き込むというわけです。

もちろん、このような設計で家を立てるには、土地規制上の制約があり限界もあります。

しかし、考え方一つで住まいの考え方も変わるというよい例だと思います。

「雨ですけど布団が干しっぱなしですよ」とインターホンでよく忠告をいただける筆者からは以上です。

(平成26年7月30日 水曜日 最終更新:平成28年7月30日 土曜日)

2014年7月29日

東京池袋にある高層ビルの草分けサンシャインシティについて語ります

サンシャイン

おはようございます。

暑い夏の2014年7月の記事です。

東京(170年前までは江戸)に来ると見上げるばかりで首が痛くなる筆者です。

そんな高層建築物の一つ、サンシャインシティは東京都の副都心高層として池袋地域発展のコア[核]として誕生したプロジェクトです。

1978年のオープンより36年、池袋のランドマークとして存在感を出しています。

オフィス施設、商業施設、展望台や水族館などの遊びの空間、劇場・博物館といった文化ホールに公共駐車場、バスターミナルも内製化し、さらに展示場やホテルなども一体となった、まさに我が国都市機能開発の第一号といって過言ではないパイオニアでした。

サンシャインシティでひときわ目立つのは当時日本最大のビルであったサンシャイン60で、これは新宿に都庁舎ができるまで、日本一、いや東洋一の高さを誇ったのです。



戦後は巣鴨拘置所があった場所



この土地は1970年まで巣鴨拘置所で、太平洋戦争後GHQ接収時は巣鴨プリズンと称され、多くの戦犯が収容されました。

そこから釈放され世に出た者、戦犯として処刑されたもの、様々な人間模様が交差した場所です。

因みにビル直近の公園内に平和祈念碑があります。

ここから振り仰いでみますと、サンシャイン60の威容も、巨大な墓石[トゥームストーン]に見えてくるようです。

サンシャイン60については、施設価値の維持向上のため、開業より30年を経過したところで大規模な地震対策工事や高圧電源設備更新工事、エレベータ設備更新などを順次実施し、ハード・ソフト両面にわたって施策を実施しているそうです。

サンシャインシティの半分の歴史とはいえデビューから記事執筆時点で18年、こちらも頑張っている博多の[運河シティ]に勤めている筆者からは以上です。

(平成26年7月29日 火曜日 最終更新:平成28年7月29日 金曜日)

2014年7月28日

夏の風物詩である朝のラジオ体操の歴史について少し学んでおきましょう

ラジオ体操


夏休みの風物詩と言える朝のラジオ体操ですが、実は夏に限らず毎年4月から10月末まで、「特別」巡回ラジオ体操・みんなの体操会として、日曜祝日を中心に全国の10箇所程度の会場で開催されています。

そうして、その模様は、NHKラジオで毎回生中継されています。

6:30から10分程度、あの有名さで言えば高校野球甲子園入場行進曲「栄冠は君に輝く」に並ぶ「ラジオ体操の歌」の唱和に始まり、ラジオ体操第一、第二と続くみんなの体操会はどこも盛況です。

そんな中、特に夏休みについては、「夏期」巡回ラジオ体操・みんなの体操会として、毎年7月20日から8月31日までの毎日43日間、全国43会場において開催されているのです。

まさに、ラジオ体操を考案した旧逓信省の流れを組むかんぽ生命の威信をかけた国民的取組みと言えましょう。

全国43箇所を毎日巡って一日も休まず生放送を続けるのは相当の準備と困難を伴う仕事だと思います。



天候にも左右される自然相手のお仕事



しかも、行く先々では期待に満ちた出迎えです。

天候にも左右されます。

雨となってしまい急遽用意された体育館の会場に、詰めかけた全員が入りきれず涙を飲んだという話も伝わっていることからも、みんなが参加できるイベントを求める人間の社会的存在感というものに思いを致さずにはいられません。

ラジオ体操は、実によく考えられた全身運動です。

接触もなく故障の危険も少ない万能運動と言えましょう。

たった3分10数秒ですが、様々な動きを織り交ぜ、筋肉の柔軟と強化、関節の可動域の向上や体幹強化、バランス維持など、実にさまざまな効果が詰まっています。

毎日少しづつ続けることで、加齢や生活の偏りなどによる体のきしみを取り除くことができるそうです。

高校野球で母校が県予選準決勝に進出したり、昨日は地域のお祭りが大盛況であったりで、生活のほうは順調に仕事以外に偏っております筆者からは以上です。

(平成26年7月28日 月曜日 最終更新:平成28年7月28日 木曜日)

2014年7月27日

2014年時点での主にスポーツにおける左利きの受難状況をレポートします

左投げ用キャッチャーミット(右手にはめます)


2014年7月の記事です。

先日エントリーした記事の反響か、左利きの方よりさまざまなご示唆をいただきましたので少し追加してご紹介致します。

世の中の製品はほぼすべて多数派の右利きの人用に作られているということです。

筆者は完全な右投げ右打ちなので全く意識したことがなかったのですが、ハサミもそうですし、先端に尖ったそそぎ口がついている「おたま」なども便利に仕様とした結果、マイノリティの左利きを排除してしまっているというある意味残念な商品ということになります。

それから定規です。

右利きの私はいつも0cmからの目盛が読めますがこれは幸せなことだったのです。

左利きには、なんと30cmの目盛りが見えてしまうのです。

長さを測るときにも、「30,29,28,27cmだから3cm」などと30cmから逆に数えなければならない、透明な定規ならば逆にしてみるが霞んで見えにくいといった声が寄せられました。


駅の自動改札機や車の支払いについても右側



駅の自動改札機でも、切符を入れたりやICカードをかざしたりするのは右側です。

車の支払いレーンすら、左ハンドル車用に用意しているくらいなのですから、一レーンくらい、左利きの方専用ということで残しておいてもらいたいものです。

世の中の商品は多数派の横暴で、「右利き用」などと銘打たれてはいません。

ゴルフにせよ野球のグローブにせよ、左利き用はひっそりとコーナーの隅に追いやられています。

左用のキャッチャグローブなど、ほとんど出回っておらず同じことをやるのにこんなにも制約があるのです。

左用のゴルフクラブで振ってみても、結局当たらないことでは同じだった右にならえの筆者からは以上です。

(平成26年7月27日 日曜日 最終更新:平成28年7月27日 水曜日)

2014年7月26日

右利き左利きの話から貴重な資源をいかに有効活用するかにつき論じる

ぢつと手を見る


右利き左利きの話をしたいと思います。

いつものとおり野球の話から入りますが、野球において左投げは一般的には不利と言われます。

野球は、打ったバッターが右回りに一塁に向かいますので、まず一塁でアウトにするために捕球した三塁手や遊撃手や二塁手は、自身の左側にある一塁ベース上に構えた一塁手に「送球」しなければなりません。

その場合、ステップして右手で投げるのは容易ですが左手で投げるとなると、身体を反転させて一塁方向に向けてから投げないといけないので、余計な動作が必要となってしまうのです。

ということで、左投げの野手が守れるポジションは、一般的に、外野手(左翼手中堅手右翼手)か一塁手が定番ということになります。

しかし、左投げが輝くポジションがあります。

それはサウスポーの投手です。

そもそもかように左投げは少ないので、「目が慣れていない」左投手は貴重な存在です。


そもそも希少な左利きはそれだけで重宝される



プロの世界でも 1/10の割合しかいないと言われる左腕は重宝されます。

陸上トラック競技のリレー競技などでも「反時計回り」となっています。

これも、利き足が右の人が多いために、そのようになっているのです。

筆者の自宅近くの大きな、ランニングする人が多い公園でも、自然と反時計回りで皆さんランニングしています。

別に時計回りで走っても良いのですが、そのような習慣が出来上がっているのです。

どうして右利き左利きになるのか、また右利きのほうが全世界人類的に多いのか(左利きは約1割とのこと)、実はよくわかっていません。

今後の人類学研究に期待したいところです。

左で打っても右で打っても、やはり打てないのは変わらない筆者からは以上です。

(平成26年7月26日 土曜日 最終更新:平成28年7月26日 火曜日)

2014年7月25日

我が国最低賃金制度につきその実際と理念と運用について論じてみます

上司に呼ばれたの図


2014年7月の記事です。

ちょっと固い話をします。

最低賃金とは最低賃金法に基づき、国から権限を与えられた各都道府県労働局長が、労働者を使用する者が支払わなければならない最低限度の賃金水準を定めるという制度です。

なお、その水準は、労働者の憲法上の権利である生存権[健康で文化的な最低限度の生活を営む権利]を原則として、企業の賃金支払い能力を考慮して決定されています。

ない袖は振れないというタテマエとホンネの話というところでしょうか。

さて実際人を雇って事業を回している企業経営者の方々にはいまさらの感がありますが、実際雇った人に適時適当適量の仕事を配分する、有体に言ってしまえば食わせるだけの仕事をつけつづけるというのは大変難しいものです。

企業を取り巻く環境というのはすぐ変わりますから、たとえ昨日お客満員御礼3回転役満ドンドンの飲み屋があったとしても、次の日は夜中までオーナーとスタッフと立ち寄り客1名といった厳しい状況になったりするのです。


どんな仕事でも最低限支払わなければならない時給



どんな仕事でも雇う以上は最低賃金以上で遇しなければならないということで、逆に採用雇用を躊躇してしまう経営者もいると思います。

法律の運用というものは本当に難しいものです。

さて実際の水準を見てみます。

最低賃金は各都道府県ごとに時間あたり[時給]で定められます。

現在(平成25年が最新)、東京都は869円、最も少ない県は664円です。

したがって、同じ日本で同じ単位時間あたりの労働であっても、1.3倍強の[格差]があるということになります。

これが地域ごとの生活コストの差や賃料支払水準の差ということになります。

日本の最も田舎と大都会東京とでは、1.3倍の貨幣経済格差がある、すなわち東京の円は円安で、田舎の円は円高ということだとも言えましょう。

さてその最低水準664円の県はどこかといいますと、一つにしてしまうのを避けるためボトムのほうは同水準で複数の県に割り当てるのがこの制度の運用方法のようです。

具体的には沖縄宮崎大分熊本長崎佐賀高知の6県が664円で最低額です(鹿児島も1円だけ高い665円)。

南のラテン系の県は生活コストも安いのでしょうか。

対して東北各県はいずれも665円以上です。

ここに西南諸藩[薩長土肥]が実質的に明治維新を主導し、東北諸藩を苦しめたことからの[遠慮]みたいなものを感じるのは筆者だけでしょうか。

因みに全国の加重平均額は764円となります。

起業される際は是非ご参照下さい。

胸騒ぎ 上司が敬語で 俺を呼び

びくびくサラリーマンからは以上です。

(平成26年7月25日 日本全国花の金曜日 最終更新:平成28年7月25日 月曜日)

2014年7月24日

プレミアムな単価の高いビールを買ってダイエットに邁進するという話

1本86円ですから350ml換算で223円


2014年7月の記事です。

本日は贅沢なお話を致します。

筆者は少し前に、ビールや日本酒は糖質が多いのでダイエットするならば焼酎やできれば白ワインなどを飲むのがよろしいなどと申し上げておりました。

申し上げておりながらいうのもあれですが、やっぱり最近暑いじゃないですか。

特にそんな炎天下において、施主様の[無茶じゃないけど割に厳しい]ご要望にお応えできたときなどのお褒めの言葉と自らの満足感なんかは格別ですので、そんな夜にはプハーッと一杯やりたいのが人情です。

ここで白ワインを先に飲んでから炭酸水を流し込んでお腹の中でスパークリングにしてみても、今ひとつ盛り上がりませんので、やはりニッポンの誇るできたてホヤホヤ冷蔵配送の缶ビールで一杯やりたいものです。

ということで、暑い夏の到来と共にビール消費もうなぎのぼりの筆者であったことを告白しましたが、これではお腹がビール樽に近くなってしまいますので、なんとかせねばと改めて思ったのです。

思えばビールという飲料は、取り置きがきかない商品なのです。

焼酎やウィスキー、ジンやウォッカといったアルコール濃度の高い酒類は常温での貯蔵に耐えますから、「適量飲む」ということが容易です。

しかしながらビールは「飲みきり」なのです。

残すという手もありますが、それは勿体無いと言われて育った昭和世代には土台無理な話です。


一念発起して単価の高いビールを買ってみるという決断



そこで、缶ビールの在庫が切れた時に一念発起しました。

なお筆者はこれまで、缶ビールは350mlか500mlしか買ったことがありませんでした。

しかし、博多祇園山笠の追い山の後に参加した直会(なおらえ:打ち上げに類するもの)に出てくる135mlの缶ビールが記憶にありましたので、それを求めて近くのスーパーに出向いたのです。

缶ビールコーナーの棚を見ると、500ml、350mlのまとめ買いの棚の横に、ひっそりと買ったことのない250ml、135mlの缶がおいてありました。

しかし、250mlサイズは、350mlと缶の大きさが明らかに違うくせに(背が低い)、値段はほとんど変わらないのがどうしても気になって買えませんでした。

横の350mlバドワイザーのほうが安いくらいです。

そうして、しばらく悩んだのですが、人生で初めて、135mlの缶ビールを購入しました。

3口ぐらいで飲めてしまいそうで、確かにちょっと飲むにはちょうどいいサイズです。

当然、単価は高いので、かなりプレミアムな買い物になりました。

贅沢なビールです。

これで、どうしても飲みたい時やリミット解除のフィーバー時には350ml、すこしだけ飲むことで制御できる日には135mlと使い分けてみようと思います。

バランスを取ろうと500mlも買おうとしてしまった、いつもリミット解除でフィーバーしてしまいそうな筆者からは以上です。

(平成26年7月24日 木曜日 最終更新:平成28年7月24日 日曜日)

2014年7月23日

音楽業界の今昔を振り返りその劇的なスピードにあたらめて驚愕した話

カセットテープ


こんにちは。

2014年7月の熱い夏の記事です。

最近、筆者はCDを買ったり借りたりすることがかなり少なくなりました。

これはCDが高いというわけだけではなくて、音楽の楽しみ方が、専用のプレーヤーで「かける」ものから、気軽にスマホのイヤホンジャックで聞き流すものに変わってきたことと関係がありそうです(イヤホンジャックすら、今後なくなりそうです)。

スマホに専用の音楽楽曲サイトから希望する楽曲をダウンロードして再生するというやり方がCDプレーヤーを駆逐してしまったのでしょう。

配信側の思惑とは違った消費者の動きとして、実は音楽を求める大多数の大衆は、素晴らしい音質は求めておらず、加えて音楽市場の大きな部分を占めるジャパニーズポップやダンスミュージックといったジャンル(48人じゃないアイドルグループなど)は、単に楽曲だけではなく映像を加えて大々的な打ち出しをすることから、動画サイト無しではそうしたプロモーションもできなくなっているわけです。

そうすると、ライトユーザーのほとんどは、そうした無料のプロモーションの動画サイトをお気に入りに登録しておいて時々「観ながら聞け」ばよいと思ってしまい、わざわざ専用サイトで料金を払って楽曲+映像をダウンロードしてくれないということになってしまいます。


ストリーミングサービスの台頭



そこで、最近ではストリーミングといって、そもそも楽曲をダウンロードして「所有」するのではなく、レンタルのように配信してもらえる「聴く権利」だけを受け取るというサービスに配信側は生き残りをかけているようです。

ユーザー登録するだけで数千万曲といった「一生でも聞き終えない」膨大な音楽カタログを無料無制限で楽しむことができる究極のジューク・ボックスであり、いちいち音楽を「商品」として専用サイトからダウンロードするよりよほど手軽です。

しかしこれは一曲あたりの「単価」を劇的に下げてしまう諸刃の剣とも言えます。

アーティスト側からすれば、LPレコードでは充分食っていけたものがCDでかなりヒットを続けないと厳しくなり、さらにダウンロード(DL)だと収支スレスレ、ストリーミング(ST)だったら赤字となってしまうという状況で、これからの音楽の才能あるものが自立して食べていくだけの市場環境は急速に細ってきていると言って過言ではないでしょう。

音楽は確かに大衆化し、いつでもどこでも聞けるものになりました。

しかし音楽鑑賞自体も個別化し、みんなで聴くということはなくなってきたのです。

アナ雪のテーマソングを合唱するといった動きは、こうした個別化へのアンチテーゼ、大衆の叫びなのかもしれません。

音楽といえば、その昔レンタカードライブデートに誘い出すような時、どのような音楽をかけたものか選曲とカセットテープダビングに余念がなかった遠い記憶が懐かしい筆者からは以上です。

(平成26年7月23日 水曜日 最終更新:平成28年7月23日 土曜日)

2014年7月22日

福岡の方からバスがたくさんある街の典型として日本の東西で紹介する

大磯 答えは「黒子のバスケ」

おはようございます。

2014年7月、熱い夏の話です。

鎮西のわが街の名物に、西鉄バスがあります。

正式には西日本鉄道自動車事業本部が中心となって運行する路線バスや高速バスの愛称ですが、グループ保有台数3,000台弱という日本一のバス会社としてその名を全国に轟かせています。

西の西鉄に対して、東は神奈川中央交通が東西双璧と言えましょう。

こちらも直営で2,000台を保有するという大きなバス会社です。

運行路線の広域度では西鉄を凌駕します。

何しろ三浦半島を含む神奈川県の大部分の地域と町田市、多摩市、八王子市などの東京都西方地域を中心に路線バスや貸切バスの運行を行い、更に東京駅や新宿駅といったターミナル駅からの深夜急行バスや、東京国際空港、成田国際空港への空港連絡バスをも運行しているのです。

神奈中(かなちゅう)バスと言えば関東の人ならだれでも知っているフレーズです。


さて人生初めてかなちゅうに乗ってみた



筆者も関東出張の折、大磯から平塚までかなちゅうバスに乗りましたが、今の時代はICカードのどれか1つを持っておけば料金支払いも一秒ででき、大変便利なことを実感いたしました。

さて西鉄バスに話を戻しますと、一台一台、固有の4桁の車両番号が屋根の上に大きく書かれています。

これは、バスジャックなどの緊急事態が起こった際に、どのバスかを瞬時に把握しヘリコプターなどで追跡する際の目印にしやすいようにしているのです。

また緊急時用の行先案内板として、「SOS」が出るような仕組みにもなっており、不測の事態にも落ち着いて対応できるよう普段から訓練を積んでいるのだそうです。

普段使いの交通機関であるからこそ、様々な準備と習慣が必要とされるのです。

これぞプロの技というところでしょう。

車両番号は、バスの前面もしくは後面にも記載されています。

というより屋根の上を見ることは通常困難なので、通常はこちらをご覧ください。

三連休後の疲れた朝の通勤のちょっとした清涼剤になれば幸いです。

同じ車両番号に連続して乗れればちょっといいことがあるそうです(未確認)。

黒バスと言われて黒いバスのことかと返してそれ以上若い人たちと会話できなかった、どちらかと言えば鉄道マニアの筆者からは以上です。

(平成26年7月22日 三連休後の疲れた出社日の火曜日 最終更新:平成28年7月22日 金曜日)

2014年7月21日

北海道はでっかいどう(九州の二倍の面積を誇る雄大な大地)という話

早春の北海道


鎮西九州の地方都市に住んでビルメンテナンス業に従事しております筆者ですが、北海道には何度か行ったことがあります。

北海道といえば、食材や大自然がいっぱいでいいところですが、最近は避暑というより花粉症の避難のために長期で訪れる人も多いといいます。

スギ花粉の飛散がない地域として、北海道と沖縄が有名です。

どちらも、そもそもスギが生えていないので、当然ながらスギ花粉が原因の花粉症はないのです。

具体的には、天然杉の分布の北限地として青森県弘前市付近(世界遺産の白神山地付近)、南限地として鹿児島県屋久島(筆者も行ったことのある「もののけ姫」ロケ地)となります。

なお屋久杉という杉は非常に粘りのある高級木材として、工芸品などに使われます。

栄養の少ない花崗岩の島に生えるので、成長が遅く木目が詰まっており、降雨が多く湿度が高いため、樹脂分が多く腐りにくいという特徴を持つのです。

そういうわけで、屋久島を超えた南と北海道には天然杉は生えないということになります。


日本列島は東西南北にものすごく長い



日本列島は東西にも長いですが、南北にも長いのです。

ところで他県民の人にとって、なかなか絶対距離と面積で北海道を理解することは難しいです。

北海道はでかいのです。

「北海道」とひとくくりにしてしまいがちですが、面積にすると九州の2倍です。

九州8県分(沖縄含む)の2つ分です。

2泊3日で北海道旅行に行くとして、まず札幌行って観光してから小樽見て、それから旭川から富良野でラベンダー見て、帰りに函館にも寄って帰りたいというような無謀な「希望」が後をたちません。

同距離で置き換えてみますと、根室は千葉の房総半島、札幌は琵琶湖河畔の安土城、函館は和歌山南端の串本温泉という距離感なのです。

これでは移動だけで旅行は潰れますし、そもそも移動することすら困難な領域です。

繰り返しますが本当に北海道はでかいのです。

お約束ですが札幌の北海道大学の構内で、広すぎて出れずに迷った筆者からは以上です。

(平成26年7月21日 海の日の月曜日 最終更新:平成28年7月21日 木曜日)

2014年7月20日

米を炊き忘れて水につけたままにしていたら発酵してしまった夏のお話




2014年7月の夏を感じる記事です。

いよいよ梅雨も明け、夏本番となってまいりました。夏を感じることは多くありますが、私の身近な例も紹介させていただきます。

まず、朝から水につけておいた米からぶくぶくと泡が出てきてしまったときです。

すぐ炊けるように吸水させておくのは夏以外ではセオリーですが、夏は温度高くそのまま発酵が始まってしまいます。

お酒を作りたいのでなければ、長時間水につけておくのは避けたほうが良さそうです。


レンジの中に牛乳を放置



次に、私の家の魔法のレンジの中から、しばしば醸成の進んだミルクティーのようなコップ入りの液体が発見されることです。

色もなんとなく琥珀色というか若干ピンク色に変化しています。

これは、どうやら朝会社に行く前に子供の残した牛乳が勿体ないからティーバッグを入れレンジでチンしてミルクティーにでもして飲んでから行くかと思っていた筆者の作業途中経過のようです。

十数時間後には全く別の香りを放っておりましたので、やむなく処分となりました。

少々生温めすぎたようです。

このように、夏を感じることはしばしばです。

食べることは得意ですが料理は上達しない筆者からは以上です。

(平成26年7月20日 最終更新:平成28年7月20日 水曜日)

2014年7月19日

親は休めぬ夏休みという字足らず川柳が飛び出すくらい忙しい休みです




2014年7月の夏休みの記事です。

[子供がぁ 家に おるぅー]

全国300万人の小中学生児童生徒の保護者の皆さんおはようございます。

暑い夏がやってきましたが、仕事の外回りや通勤以上に頭の痛い問題であります子供の夏休みという課題も共にやってまいりました。

最近は海の日というなぜか毎年月曜日に移動する祝日も出現し、2014年の今年も7月18日の金曜日には修了式と称して昼前に給食も取らずに帰ってきてしまい、これから一ヶ月半もの長きにわたり、完全に休みモード全開の子供らをどう家庭内で制御するかが大きな家庭内融和のポイントとなります。

そもそもなぜ夏休みがあるのかといえば、正式名称は「夏季休業」というらしいのですが、校舎などに冷房がない場合とにかく暑い時期の授業進行が困難であることがまず言われました。


冷暖房完備の小中学校も続々出てきた



しかし最近、冷暖房完備の校舎も続々出現していることから、全国一律の長期の夏休みとするのは見直しの余地があるのではないかとも思います。

そういうわけで、最近は一定の長い期間に期待される教育効果の主たるものとして、普段学校で体験することの出来ない旅行やキャンプ、スポーツなどいわゆる課外活動への児童生徒の挑戦とされることが多いです。

しかし真夏の昼前のグラウンドで行われる野球やサッカー、その他とにかく暑そうな活動全般については熱中症対策も必要となりやはり保護者は大変なことになります。

気をつけないと、保護者の方が公園で脱水状態になりかねません。

皆さんを代弁しますと、保護者としては夏休みも欲しいですし、秋になったら秋休みも冬休みも春休みも欲しいです。

ぼくらの夏休み戦争〜親の夏休みを取り戻せ〜という企画映画が上映されるのではないかと密かに考えております筆者からは以上です。

(平成26年7月19日土曜日 最終更新:平成28年7月19日 火曜日)

2014年7月18日

L字型やT字型の建物は建築するのがたいへん難しいという話をします

エキスパンションの例


おはようございます。

2017年7月の記事です。

建物を建築する場合、一番の制約条件は建てる土地の形です。

正方形またはそれに近い長方形の土地であれば大変ありがたいのですが、えてして土地の仕込み時点でそうならない不整形の土地の上に建物を建てざるを得ない場合があります。

実際にギザギザハートの子守唄のような形の土地があることは稀ですが、長方形の土地が2つ直角に隣り合い、いわゆるL字型やT字型になっている土地に賃貸マンションなどを建築しようとする場合などです。

このような土地の場合、その土地の形状に合わせて例えばL字型の建物を一棟として建築しようとすると、構造計算上非常に複雑な振動構造にしないといけなくなってしまいます。

地震の場合の揺れは、3次元ですから縦横上下とあり、建物の形状がL字型又はT字型であると、その連結部分に非常に強いねじれの力がかかってしまうことがあるのです。


L字型やT字型の建物は難しい



ですので一棟の建物としてL字型やT字型の建物を建てるのは、よほど大規模な開発でない限り避けたほうが無難だということになります。

具体的には、2棟の建物を建築し、連結部分にはエキスパンションといって鋼板を渡して連結するというような工法を取ります。

こうすると、一体の建物のように見えますが、廊下部分でちょうど列車の連結部分のように「遊び」ができますので、不意な揺れがきた場合も振動の影響が相互に及ばない(共振を防ぐ)ようにすることができるのです。

ただし2棟の建物ですから、避雷針も2つ必要という風に、1棟の建物に必ず必要な設備関係はいずれも2つあることになります。

L字T字という説明をしましたが、日本海海戦においてはT字戦法ではなく丁字(ていじ)戦法だと強調しておきたい沖ノ島参拝経験者である筆者からは以上です。

(平成26年7月18日 明日から小中学校夏休みの金曜日 最終更新:平成28年7月18日 月曜日)

2014年7月17日

コンビニ等の小売店プライベートブランドが出てきた背景についての話

PB商品の例[棚の中段です]


おはようございます。

2017年7月の記事です。

大手スーパーに加え大手コンビニでもプライベートブランド、通称PB商品をよく見るようになりました。

最近ではPBといえば安いという常識を覆して三枚切りの高級食パンやら、高級珈琲の挽きドリップ売りなど、単に数量を捌こうとするだけでなく、質の向上による利幅向上も狙った商品開発が盛んなようです。

そもそも小売業は商品の販売による手数料で稼ぐ業種です。

利幅は手数料・販売に関する手間賃であり、商品そのものの本源価値の向上ではないのです。

すなわち、商品の価値は商品の生産現場でのみ付与されるということです。

確かに、富士山の頂上付近で飲むビールなんていうのは最高ですし、値段も地上のビールの何倍もしますしそれでも飲みたいものではありますが、それは商品そのものの価値向上ではなく、消費する場所やシチュエーションによる効用の向上であると考えるのです。


たばこや酒といった嗜好品は規制に左右される



同じように煙草も日本で吸うより規制の強いシンガポールで吸うほうが数倍致します。

もちろん、商品は生産して横においておけば自動的に掃けるものではなく、当然流通させ販売することで「売上」を上げないと資金回収できません。

この流通販売のプロセスのプロが卸売業者であり小売業者でありますが、当然自社商品ではないため、メーカーからの仕入れ商品に対して手数料を乗っける形で売価にすることが通常です。

しかし、流通小売業者の方にも資金力やリスク許容力がついてきた昨今では、自分がメーカーに成り代わり、商品に乗っける「流通小売手数料」以上の利幅を狙おうとしてきたのです。

確かにPB商品は厳密には自社製ではなく、主として小売業者がメーカーに委託し特別注文商品として製造してもらっているものが多いです。

しかしメーカー側はその商品はOEM(original equipment manufacturer)として自社ブランド商品についてまわる販売リスクを排除したものとして取り扱うことができます。

この商品が実際に消費者に支持されるか、売れるかのリスクはすべて小売業者が負うことになるのです。

販売流通業者が利益を伸ばしていくための手段として、一定以上の資金力がある流通小売業にとって、PB商品展開はは非常に魅力的であると言えましょう。

安い白ワインを炭酸水に混ぜ、カロリー半分のPBスパークリングワインとして独自展開している筆者からは以上です。

(平成26年7月17日 木曜日 最終更新:平成28年7月17日 日曜日)

2014年7月16日

京都から東京に実質的に都が移って400年経ったと改めて思ったお話




2014年7月の記事です。

再び田舎から東京に出張で出てきた筆者からお届けします。

ちなみに東京23区からは遥かに遠いところを回っております。

こうしてみますと関東平野の広大さに改めて驚きます。

京都との二重鼎立状態であった鎌倉幕府より500年、権力中枢が江戸幕府としてこちらにほぼ完全に移動し、明治以降は皇居すら移って政治経済の中心が完全に移転したことを考えますに、この地の潜在的ポテンシャルは他の地方を凌駕していたと思わずにはいられません。

日本史の有史約1,500年をざっくり表現しますと、京都を中枢とする畿内から東京を中心とする関東にだんだんと一定速度で権力が移行してきたとも言えるでしょう。

ちなみにそれ以前から存在したと推定される北部九州や出雲地方のクニグニについては、今の日本国につながる大和朝廷直系とは別に並行して存在した、いわば[別の国]だというのが現在の筆者の考えです。



まさか関東の地に都だなんて当時の京都の人たちは考えもしなかったはず



まさか天皇家を頂点とする朝廷も、かつて滅ぼした坂東武士平将門の本拠地にゆくゆく皇居を構えるなど思ってもみなかったことでしょう。

さてその東京の人々について、田舎の筆者などより余程努力されていることがあります。

それは、とにかくよく歩くということです。

公共交通機関がいくら発達しようが、いや発達するからこそ駅の乗り換えといった徒歩移動は必ず発生します。

そして皆さんかなりの早足です。

さすが坂東武士平将門の末裔です。

将門の時代は、兵農分離は進んでおらず、かの国の兵士は農村労働者との二足の草鞋だったのです。

これが、農繁期に攻めてきた政府正規軍に負けてしまった原因でもあるのですが、昔から東京の人々は、よく歩きよく働いたといえるのではないでしょうか。

対する田舎といえば、すぐ車やタクシーに乗って移動しようとします。

一駅くらい歩けばいいと思うところも、皆バスを待つなど都会に比べれば遥かに軟弱なのかもしれません。

筆者もせめて会社をクビにならないように平将門首塚にお参りさせていただきました。

もっと歩いて都会の皆さんに負けないようにしたいものです。

ホテルもそもそも間違えたあげくにアネックスだのイーストタワーだのに迷い込み、一人ではフロントにすら辿りつけませんでした。

倭国(日本ではない)という別のクニから来た筆者からは以上です。

(平成26年7月16日 水曜日 最終更新:平成28年7月16日 土曜日)

2014年7月15日

田舎者は大都会の江戸にやってきて自販機を見てすら驚いたというお話



おはようございます。

全国の300(万)人読者の皆さんこんにちは。

2014年7月の筆者の記事です。

今日の記事は普段の現場を飛び越え、出張にやって参りました花の都大江戸からお送りします。

さてどこからが都会でどこまでが田舎なのかという深遠な議論は横に起きまして、大都会東京に降りたった筆者の目を見張りましたのは、タッチパネル式の清涼飲料水の自動販売機でした。

東京及びその近郊にお住まいの方は、当然ご存じなのかもしれませんが、筆者もかつて勤務しておりました都内某所にその自販機は鎮座しておりました。


平べったい液晶画面のみがある自販機



通常の自販機でサンプルの缶やペットボトルが掲示されている空間はなく、あるのは平べったい液晶画面というシロモノです。

これだと販売商品種類の入れ替えや変更があった場合も対応が容易です。しかも液晶画面の右下には広告スペースもとられており、その収入も確保しようとの貪欲さです。

昔、一本買ったらもう一本当たるかも、というクジの機能がついていた自販機がありましたが、この自販機ならば、その他あらゆるアニメーションに対応できるでしょう。

いろいろとプロモーション活動に使える仕組みです。

東京はとにかく人が多いので、物理的にも時間的にもスペースを確保することがビジネスにつながるのだろうと思いました。

それでもお茶は水筒に持って持ち歩く筆者からは以上です。

(平成26年7月15日 水曜日 最終更新:平成28年7月15日 金曜日)

2014年7月14日

国内最大手のコンビニチェーンの外壁のレンガ地が実はシートという話

一見わかりませんがレンガ地シートです

おはようございます。

2014年7月、本日はだまし絵のようなお話をいたします。

日本のコンビニエンスストアの草分けで最大手の一角に位置する「午前7時から午後11時」という屋号のチェーン店舗はほぼ全国に展開しております(展開していない県の皆さんお許しください)が、最近筆者の家の近くの同チェーンの店舗が改装されて、リニューアルオープンされたので早速見に行きました。

見に行きましたといっても店舗の中ではなく、筆者の興味は外壁にあります。

このチェーン店舗は温かみのある橙色を基調としたファサードのサインを特徴として、外壁も同じく暖色系のレンガをあしらったものになっているのですが、最近の新設店舗や改装店舗においては実際のレンガではなくて、レンガ生地のシートを貼り付けている場合が多いのです。

写真を見ても一見わからないと思いますが、これは何と厚手ビニール生地のシートです。

実際に触れてみると凸凹はありません。

外壁の防水性や防汚性を保つには、レンガ地よりもシートのほうが何より安いし、工期も早く、加えて実際の性能も上ということなのでしょう。


ではなぜわざわざシートにレンガ模様を描くのでしょうか



ではなぜわざわざシートにレンガ模様を書くのか、これは店舗の進化のスピードに応じて顧客の認知が進むものではなく、当該チェーン店はレンガ地に橙色のサインという強力な外観認知が出来上がっているところ、下手にそのイメージを崩すような見栄えのものは採用し難いということなのでしょう。

このように、既に効用としては他の材質で十分に代用されているものでも、以前の形を志向する顧客の潜在ニーズに配慮した形でそのままにしているというのは最先端の小売業を標榜する同社をしてもそうしているといるという点で大変面白いことだと思いました。

7-11ではなく、11(イレブン)PMという深夜番組を楽しみにしていた世代の筆者からは以上です。

(平成26年7月14日 火曜日 最終更新:平成28年7月14日 木曜日)

2014年7月13日

ドイツが優勝した2014年FIFAワールドカップの三位決定戦の話

キャプテン翼



2014年FIFAワールドカップブラジル大会は、ドイツの優勝で幕を閉じました。

足掛け4年にわたる各地域予選から本大会へ駒を進めた32か国で争われたワールドカップですが、準決勝に進出した4チームに限っては、ノックアウト方式にもかかわらず2戦連続戦う[義務]が発生します。

義務というのは、たとえ準決勝で敗退し、ワールドカップの夢が絶たれても、3位決定戦という試合に[進む]ことになり、さらにそれにも敗退すると、グループリーグからベスト16、準々決勝を勝ち上がってきた栄光あるチームが不名誉な2連敗という結果を背負って帰国するという「残酷な」結果になってしまうチームが必ず出現してしまうということです(開催国に至っては帰国することすらできずそのまま晒されることになります)。

すなわち、準決勝に残った4チームには、◯を勝利、●を敗北とすると以下4通りの組み合わせのどれかに入るということです。


優勝から4位までの残酷な振り分け



①◯◯で優勝。

②◯●で準優勝。

③●◯で3位。

そして④●●で[あまり喧伝されませんが]4位。

今回の大会では開催国ブラジルが④の地位に甘んじることになりました。確かに残酷ではあります。

しかし、3位決定戦を戦うためには少なくとも準決勝まで勝ち上がる必要があります。

人間、直前の記憶に左右されやすいというのは近隣誤差といって、人物の能力評価においても気をつけるべきエラー項目でもあります。

最後に2連敗したからといって、そこに到達していないチームや国が、そのチームを笑う資格はなく、優勝国含むベスト4に残ったチームは、少なくとも今現在において最強の4国であることは疑いもないでしょう。

そして、準決勝に敗れた者どうしの3位決定戦であっても、世界中のサッカーファンからすれば是非観たい組み合わせであることは疑いもないのです。

もちろん興行上の理由もあろうかと思いますが、筆者は3位決定戦に対して前向き賛成の立場です。

山の頂からの風景は、そこに上ったものにしか見えない。

その風景がいかに残酷なものであっても挑戦したチームは全員讃えられてしかるべきでしょう。

挑戦しない者が、挑戦して失敗した人を笑う資格は無いということです。

ドイツおめでとうございます。

そしてサッカーの国ブラジルに栄光あれ。

サッカーの国ブラジルに行くんだという漫画を読んで育ったグループリーグ敗退の日本のサッカーファンであります筆者からは以上です。

(平成26年7月13日 ブラジル時間19時 最終更新:平成28年7月13日 水曜日)

2014年7月12日

本格的な夏の初めは水分の補給をこまめにして熱中症に注意しましょう

かき氷


2014年7月の記事です。

台風一過でいよいよ日本列島も夏本番のようです。

暑くなってきます。

今年も連続何日真夏日といった記録が予想されますが、熱中症対策には適度な水分補給が大切です。

しかしながらペットボトルで飲料水を買っても、最初は冷えていますがすぐぬるくなってしまうのが困りものです。

ここで筆者の数少ない海外渡航[シンガポール]で驚きだったのは、かの国は常時とても暑いので、飲料を透明なビニール袋で出すのです。

熱いミルクティーも冷えたジュースも、です。

筆者は熱いミルクティーが予想より早く冷めたところに感銘を受けました。

そこでそれを日本式に応用して、コンビニやスーパーで普通に売っている氷の袋にそのままポカリスエットやら果汁ジュースなどを注ぎ込んでしまってストローで飲むというのはおつな楽しみ方だなと思っておりましたら、既に多くの方々がやられており、同じようなことはみな考えるものだなと思いました。

氷を魔法瓶のような容器に入れてしまうと、逆に溶けてくれずに飲みにくいのです。


氷は溶けないと飲めない



一方、厚手の透明袋に入っている氷は適度に溶け出してくれ、冷え冷えの状態が結構長く続くのです。ジュースなどがだんだん薄くなってしまうのは仕方ありませんが、適宜注ぎ足していただければと思います。

表面に水滴がつくので、タオルか何かでくるむと良いでしょう。

ビルメン現場も暑くなってきますので、ペットボトルやコーヒーよりこのような気の利いた差入れが喜ばれるのかもしれません。

節電で冷房もむやみに使えませんので、現場も大変なのです。

実はシンガポールでは袋が途中で破れてしまい飲むのに苦労した筆者からは以上です。

(平成26年7月12日 土曜日 最終更新:平成28年7月12日 火曜日)

2014年7月11日

ビールの代わりにコクなしキレあり炭酸水をもう一度見直そうという話

炭酸水


おはようございます。

2014年7月の二日酔いの筆者からの記事です。

コクがありながらキレもある、そんな「ビール」が待ち遠しい季節になりました。

台風一過の澄み切った高い空の下、日が長くなった夕方にビアガーデンでやる一杯は最高でしょう。

しかし、コクの要素の主要部分を占める糖質は、摂り過ぎると身体の膨張を惹起し成人病などの原因になってしまいます。

もちろん、500mlのロング缶ビールに含まれる糖質といっても、軽い1杯のご飯程度だということにはなるのですが、飲み会になるととりあえずビールで数杯おかわりが当たり前でつまみも高速大量摂取する、筆者のような罪深い者についてはかなり問題になってきます。


糖質の多いお酒は



糖質の量でいいますと、ビールを東の横綱とするなら日本酒は西の大関、そうして前頭筆頭あたりに焼酎と続き、十両に赤ワイン、幕下が白ワインといった勝手な序列になりましょう。

白ワインは750ml瓶で500円程度(税抜)からありますので、晩酌するのであればビールは最初の1杯で抑えておき、すばやく白ワインにシフトするのは賢いダイエットになるかもしれません。

それでもやっぱりのどごしの爽快感やキレは捨てがたいという方には、スパークリングワインも一手ですが、それもお値段的に高いのでただの炭酸水をお勧めします。

糖質0ですので身体にも良く、何と飲み過ぎての二日酔いもありません。

最近はスーパーやコンビニでも様々なサイズのボトルでかつ格安で売っていますが、思えばノンアルコールビールというジャンルと炭酸飲料水というジャンルの共通かつ重要な要素だけを取り出していけば、おのずと炭酸水に至るのは当然の帰結なのかもしれません。

すべての道はローマに通ずの如く、より洗練された、[「デザイン」の語源である]削ぎ落とされた究極の清涼飲料水、それが冷えた炭酸水なのです。

ただの炭酸水というなかれ、考えますと古来エジプトのファラオでも、高級ワインは飲めたはずですが炭酸水は飲めなかったわけです。

冷蔵庫で冷やして飲めば、かつての王侯貴族でも味わえなかった贅沢を喉越しいっぱいに堪能することができます。

と書きながら、いつも二日酔いの朝にはただの水である甘露水のほうのお世話になっている筆者からは以上です。

(平成26年7月11日 金曜日 最終更新:平成28年7月11日 月曜日)

2014年7月9日

ここから学ぶ日(2014年7月W杯準決勝ブラジルがドイツに大敗)

コルコバードのキリスト像[リオデジャネイロ Cristo Redentor]


2014年7月のサッカーワールドカップの話です。

サッカー王国ブラジルが欧州の雄ドイツに食われました。

2014年ワールドカップ準決勝第1試合は1-7というホスト国ブラジルにとって文字通り歴史的敗戦となり、3位決定戦に回る気持ちの切り替えもできないほどのショックをブラジルに与えて終わりました。

開催国として圧倒的なサポーターを背に発進したブラジル代表[通称セレソン]でしたが、前半30分を経過したところで0-5という絶望的な点差を与えてしまい、万事休すでした。

サポーターの誰もが泣いています。

眼鏡の下に指を突っ込んで泣きじゃくる子供、顔のペイントが取れるまで泣きはらす若い女性、そしてW杯トロフィーのレプリカを抱きしめながら立ち尽くす初老の男性サポーターなど、国を覆った挫折感は静まり返ったスタジアムの中継から地球の反対側の筆者の家のテレビにもまざまざと流れてまいりました。

日本がコロンビアに1-4で敗戦したグループリーグ最終戦もショックでしたが、そんなのは比較にならない国レベルの深いところからの悲嘆が漏れてくるようです。

ワールドカップというものに賭けてきたことへの深い悲しみです。


ブラジル全土が泣いた



まさに国が泣いています。

しかし、この試合のブラジル主将ダビド・ルイスは、試合後涙ながらに「ブラジル国民に謝りたい。相手が上だった。準備もプレーも」と言った後、「とても悲しい日だけれども、ここから学ぶべき日でもある」と絞り出しました。サッカーも人生は続いていくのです。

敗戦直後にこの言葉を言える選手がいる国は大丈夫、4年後は伝統の上に強さを重ね得るはずだと強く思いました。

手を緩めなかったドイツの姿勢にも、見るべきものがありました。

いずれ劣らぬ名勝負の2014年ワールドカップも、残りわずかになりました。

祭りの終わりが見えてくるのは寂しいものだと徹夜続きで緩んだ頭を振りながら記事を絞り出した筆者からは以上です。

(平成26年7月10日 木曜日 最終更新:平成28年7月10日 日曜日)

台風に注意する季節になりましたので注意点などを少し書いておきます

台風一過となるか


おはようございます。

2014年7月の台風に関する記事です。

この記事は2014年7月に書いておりますが、7月に来る台風としては最強クラスの台風8号が日本列島に接近し、沖縄は既に暴風雨となっているようです。

台風は主に7月から9月にかけて発生します。

気象庁によりますと、単に熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち主として北西太平洋地域(赤道より北で東経180度より西の領域)にあって、かつ域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びという定義です。

なので同じようなものでもオーストラリア方面で発生するものはサイクロン、北アメリカで発生するのはハリケーンと呼ばれます。台風は世界語(タイフーン[typhoon])なのです。

台風は上空の偏西風に流されて動きます。

また地球の自転の影響で北に向かう性質を持ちます。

すなわち、赤道付近では東風が吹いているため台風は西に流されながら次第に北上し、ちょうど南西諸島をかすめながら今度は進路を北東に変えて日本列島を襲うという、まことに我々にとって面倒な進路を取ることになるのです。



日本列島は地震火山に台風と自然災害のオンパレード



われわれが住むこの日本列島とは改めてプレート沈降による地震、火山に台風とまさに自然災害と隣り合わせのところでもあるのです。

さて台風は中心の目に向かって同心円上に風が吹き込むのですが、台風それ自体の進行と地球の自転の関係から、真上から見ますと反時計回りに風が回りながら吹き込むという性質を持っています。

そして、進行方向に向かって右側の半円では、台風自身の風と台風を移動させる周りの風が同じ方向に吹くため風が更に強くなります。

逆に左の半円では台風自身の風が進行方向とは逆になるので、右の半円に比べると風速が若干ながら小さくなります。

ゆえに、台風の目が日本列島の北側、ちょうど日本海を舐めるように通過するような場合に、列島への被害は最大になるということになります。

台風の上陸は恐ろしい事態ですが、台風の目の右側はより厳しいということを、台風進路予想図をご覧になる際に思い出していただければと思います。

気象予報士ではありませんが、高校時代は山岳部で天気図を書いていた者からのワンポイントアドバイスでした。

雨男の筆者からは以上です。

(平成26年7月9日 水曜日)

2014年7月8日

博多を福岡が守るという発想で博多商人の街づくりを進めた黒田官兵衛

博多祇園山笠 飾り山


2014年7月の記事です。

福岡は城下町で博多は商人の町であると言われます。

確かに博多の名称は昔からあり、その出自がさかのぼれないくらい古いものですが、福岡は黒田藩の藩祖官兵衛がその出身地であった姫路の福岡を充てたことから始まりました。

しかし、官兵衛とその子長政が博多の地に入った時は、博多の町は焼けてしまい商人たちも町を捨てて逃げ出そうとしていたといいます。

博多の町は大内氏の没後、大友氏と毛利氏、大友氏と島津氏による相次ぐ戦国時代の合戦で荒廃を極めていたのです。

官兵衛は太閤秀吉の命を受け、石田三成らと協力して博多の町を自らの武士団の手によって再興しました。

そうして町に商人も戻ってきてかつての賑わいを取り戻したと伝えられています。


博多祇園山笠もこうして復活しました



博多祇園山笠もここで復活します。

そうしていつしか官兵衛と長政を盛り立てた黒田家主要家臣を、黒田二十四騎と称して祀るようになったのです。

ここでまちづくりの得意だった官兵衛がすごかったのは、通常城の周りに同心状に町を作っていくのが戦国の習わしであり、戦のときには町が敵からの第一の防御地帯として期待されていた発想を180度転換し、西と南は福岡城に守らせ、東は別の出城をいくつも築いて博多の町を城によって守ったことです(北は港ですので海です)。

こうすることで商人に安心して商売や取引をしてもらうことが、ひいては藩の発展になるということを、信長や秀吉のやってきた楽市楽座などの経済振興策をよく見てきた官兵衛はわかっていたのだと思います。

よくお膳立てしてもらうのですが相変わらず商売の下手な筆者からは以上です。

(平成26年7月8日 火曜日 最終更新:平成28年7月8日 金曜日)

2014年7月7日

現在の大阪城から大坂と大阪二つのおおさかがあるという話を致します

大阪城です


2014年7月の記事です。

2016年のNHK大河ドラマは「真田丸」と題し、真田幸村とその父真田昌幸を主人公とする作品に決定したそうです。

筆者の推論でもありますが、東西バランスに配慮した妥当な「人選」とも言えましょう。

現在の黒田官兵衛が活躍したのは姫路から東に登っても近江の安土城くらいまでで、晩年は豊前中津から筑前福岡と回るわけですので西を代表したものといえます。

一方真田昌幸・幸村親子はもともと武田氏の直臣、長野上田城にて徳川家を第一次上田合戦において撃退し、幸村は大坂冬の陣・夏の陣に参戦し、最後は3,500という有名な赤備えで統一した寡兵で徳川家康をぎりぎりまで追い詰め果てたという勇将です。

西の関白であった豊臣家から権力を奪い取ってきた東の将軍徳川家に対し、同じく東にあり続けて最後の最後まで対抗し続けた戦国武将であり、まさに東を代表するにふさわしいキャスティングとなりましょう。

最後は、豊臣家に忠義立てして大坂夏の陣に散るのですが…。

ただし、幸村は滅びますが、真田家としては徳川一族入りを果たしておりしっかりと家門を継ぐことには成功しました。

名を取り、実も取る。

このようにありたいものです。


大坂冬の陣であり大坂夏の陣です



さて「真田丸」は真田一家を一艘の船に例えたものでもありますが、大坂冬の陣(大阪ではない念のため)の際に防御の比較的薄い大坂城南端に幸村が建設した要塞の名前でもあります。

冬の陣において大活躍したこの要塞も、夏の陣に至る和議の条件で取り壊され、丸裸となった大坂城はあえなく夏の陣で落城します。

今わたしたちが見ることのできる大阪城は(大坂ではありません念のため)、その後徳川家の命によって再建された大阪城であります。

そもそもこの地は石山といい、浄土真宗石山本願寺の本拠として要害堅固な城郭となり、織田信長を始めとする戦国大名を苦しめたのです。

そんな大阪の近くに住んだこともありますが、梅田や難波どころか、阪急と阪神の違いすら最初はわからなかった滋賀県ゆかりの筆者からは以上です。

(平成26年7月7日 七夕の月曜日 最終更新:平成28年7月7日 水曜日)

2014年7月6日

自由と決断の絶妙な塩梅が人生の彩りを決めるのではないかというお話

選択と決断


2014年7月の記事です。

自由であることは良いことだと、近代市民革命からの「教義」について我々はあまり疑問なくそのように思っています。

しかし自由だけを突き詰めるとどうもうまくいかない、幸せにならないのではないかということもなんとなく気づいてしまっているのではないかとも思います。

市民革命以前の人々は大なり小なり権利としての自由をかなり制限された状態で過ごしていました。

身分制度も存在したし、居住の自由やましてや職業選択の自由などといった権利はなかったのです。

現状の環境に束縛が多いときには、フリーハンドで自己決定ができる立場に憧れるのはもっともなのですが、市民革命後かなりの年月を人類は経験し、今や生まれながらにして放任されているような「自由過ぎる」人々も増えてきたのもまた真実だと思います。

我々が自らの社会の繁栄を最大限にしたいならば、その第一の方法は個人個人の自由を最大にすることである。

自由は、貴重で価値があり、人が人であるための根幹であるからである。

そうすれば、個人は自身の発展のために最大限考え行動するようになろう。

一見非常に正しいことのように感じるのですが、ここにはもうひとつの解釈、「私も含む他の誰もがその「個人」のために面倒な決断をしなくて済む」という面が隠れているのです。


自由には他人のやることには関知しないという面もある



他者のやることには関知しないことがその人の自由を尊重するということになります。

人のために一肌脱ぐというのは大変なことです。

良かれと思ってやったことでも、小さな親切大きなお世話などといって、全て喜んでもらえるとは限りません。

時には厳しいことも言わなければならない場合もあります。

何の世話や教育を与えず、自らの選択権に基いて全て判断せよと放任するのは得策ではありません。

全ての選択肢を実際に試し尽くすには人生はあまりに短く時間は限られているのです。機能が多すぎる携帯電話やビデオデッキのようなものです。

ですので、特に子供や部下に対し保護者や親としては選択肢を与えて自由だという宣言をする前に、社会の荒波にもまれても大丈夫なように自身の言葉に出来ない方向性や信念のようなものを育てておく必要があるのです。

もちろん適宜現れる選択肢については、できるだけ子供や部下自身に考えさせるようにしなければなりませんが、一緒に横に付いて考えたり相談を受けたりしながら、決断を下す難しさを少しでも軽減させてあげて次の段階に押し上げてあげなければなりません。

これを教育というのでしょう。

決断を下すのがあまりにも難しくて躊躇してしまうという環境が、ひょっとしたらニートとか引きこもりとかいった社会現象を引き起こしているの「かも」しれません。

一緒に決断することを見ていてくれる人になりたいものです。

よい社会の指導担当に恵まれ日々飲み事を「決断」している筆者からは以上です。

(平成26年7月6日 日曜日 最終更新 平成28年7月6日 水曜日)

2014年7月5日

一歩踏み出す(2014年7月のワールドカップで敗退した日本の話)

撮影の失敗


2014年7月の記事です。

2014年ワールドカップブラジル大会はベスト8が出揃い、いよいよここから過酷な3連戦の潰し合いが始まります。

欧州4国、中南米4国のガチンコ対決ですが、そのままサッカーというものの歴史を映し出しているようなものだと思います。

今回の大会は南米のブラジルで行われていますので、気候面(季節も反対)やサポーターの応援、時差感覚を考えれば見れば中南米国に有利といわれる向きもありますが、欧州の4国もいずれ劣らぬ精鋭国揃いで大変楽しみです。

何しろ全チームに気合が漲っています。

さて既に「次のW杯」を目指す立場の日本ですが、2010年南アフリカからの4年間の歩みについて私見を述べたいと思います。


2018年大会に向けての抱負



勿論、本当の歴史的評価はもっと後にしかできない、後世の歴史家の仕事だと思いますが、端的に私が思いますのは、ワールドカップ出場が最終目標で、本選ではせめて恥ずかしくないようなプレーをして本選の雰囲気を味わう、というところから、本選に向けた十分な準備をしながらアジアカップ他タイトルも獲得しつつ本戦出場も余裕を持って決め、本番では上位進出を目指して前にかかるというところに意識を変革された大転換期であったと評価しています。

4年間日本代表を率いた初のイタリア人監督であるザッケローニ氏は、失敗することを恐れず日本のために精力的に動いてくれました。

無論勝ちを目指して日本が前がかりになるなど20年早いという批判もあるでしょうし、ご尤もな面もあると思いますが、今踏み出さなければその20年後は永遠にやって来ないのです。

チャレンジしない者が、チャレンジして失敗した人を笑う資格は無いと思います。

失敗や敗退自体は何の問題もありません。

そこからどう学び取るか、次の一歩をどのように踏み出すのかが試されているのです。

夏の甲子園の地区予選もいよいよスタートし、ますます観戦には忙しい筆者からは以上です。

(平成26年7月5日 金曜日 最終更新:平成28年7月5日 火曜日)

2014年7月4日

スクリーンセーバーはPC画面の焼き付きを防ぐために開発されました

さらばXP


2014年7月の記事です。

日進月歩のPCの世界を書くので日付を正確に記しておきますと、本日は2014年7月4日です。

Windows XPという名OSがかつて10年以上世界のPC世界を席巻しておりました。

OSとは何かイメージできないPCライトユーザー層にも、各プログラムの土台となるPC自体を立ち上げるシステムのデファクトスタンダード[電源を入れれば立ち上がる画面]として、強力な認知を誇っておりました。

一部、マック(外食ハンバーガーではありません)という別系統のPCを愛する尖ったデザイナーやより高度なPC処理やグラフィック処理を求める層を除けば、OSと言えばXPであったのです。

XPを提供しているウィンドウズの地位は、揺るぎないものかに見えました。

しかし、高いスキルを要求されるPCキーボード指操作から「マウス」操作によるポインター動作に簡単に移行することでPCが世界を席巻したのと同じように、「タッチパネル」という指自体をポインタとして利用できる画面インターフェース技術が発明されてしまったのです。

今や画面は「見る」だけのものではなく「触る」ものになっています。

指がポインタ=マウスに取って代わった結果、画面に直接入力するモバイル端末のシェアが急速に伸び、iOSやAndroidといったモバイル端末を動かすのに最適化されたOSが世界の大部分のシェアを握ることになりました。

XPもバージョンアップし、タッチパネルにも対応しモバイル感を出したWindows8というOSをリリースして対抗していますが、やはりPCはPC、モバイルはモバイルに専門特化したOSが好まれるという傾向は変わらず、今このブログを書いているPCもWindows8ではなく一世代前のWindows7で動いているという具合です。

軽自動車に6気筒のエンジンを載せてもうまく走らない、その逆もしかりというように、適用するデバイスの使用状況に特化したプログラムでなければユーザー満足は得られないのです。

PCやモバイル端末といったデバイス毎に、OSも開発できるグループとして、AndroidのGoogle陣営とiOSのApple陣営とで熾烈な競争が繰り広げられています。


この戦いの舞台は



この戦いが、世界のごく限られた、アメリカ合衆国カルフォルニア州サンタクララ郡の2つの人口数万人規模の小さな市、マウンテンビューとクパチーノを舞台に行われているというのは誠に不思議な気がします。

なおXP時代のPC画面はブラウン管モニタが全盛でしたので、焼きつき防止のためのスクリーンセーバーという機能がありました。

しかしながら、現在の液晶ディスプレイでは焼きつきという現象は存在しないため、機能としては必要なく、Windows8においては削除されてしまいました。これもPCのモバイル化の一つの例と言えそうです。

スクリーンセーバーに登録する画面で個性を出していた古い世代の筆者からは以上です。

まったく、一度はアメリカに行ってみたいものですが、未だハワイにもグアムにもいったことがない筆者からは以上です。

(平成26年7月4日 アメリカ独立記念日の金曜日)

2014年7月3日

玄関マットは館内への泥埃予防を図る優れものでけっこう凄いという話

玄関マット(例)

おはようございます。

じめじめとした2014年7月の記事をお送りします。

日本全国梅雨の豪雨だそうで、さまざまな防災出動がなされていることだと思います。

関係者の皆様誠にお疲れ様です。

筆者の会社もいくつかのオフィスビル・商業施設・ホテルや住宅の建物設備管理をやっておりますので、水害への備えと何か起こった時の対処というのがお客様のために大切になってきます。

ここでいうお客様とは不動産のオーナー[所有者]やオーナーの賃貸管理の代理人(Property Manager 略してPMともいいます)に限らず、オフィスに入居するテナント様や施設を利用して頂いている買い物来客者や前を通られる歩行者までも含んだ広い表現です。


雨が強い時には特に頼りになる玄関マット



さて、このように雨が強い場合、ビル内への水を含んだ土砂が入り込み、ビルの美観を損ねたり、空調機や各階カーペット敷の早期劣化の原因となったりします。

直接的な災害も痛いですが、このようにビルの長期的な予防保全の敵ともいえるこうした土砂の流入をできるだけ水際でせき止めるにはどのようにすれば良いのでしょうか。

ビル管理会社として提案させていただくとすれば、それは玄関マットを設置することです。

ビルの顔ともいえるエントランス部分に、大きな玄関マットを設置し、レンタルで定期的に交換するようにします。

こうすると、特に雨の日において、玄関口からビル内への土砂・水滴の流入を防ぐことができます。

加えて、床材が濡れることによる館内歩行者の転倒といった事故の原因も防ぐことができるのです。

さらに、各階への導入経路となる客用エレベーター内にも、同様のマットを敷くことにすれば、玄関マットと相まって、2階以上の上層階に持ち込まれる土砂水滴は劇的に減ることになるでしょう。

ビル内の快適な空間は保たれ、仕事も捗(はかど)ると思います。

レンタルマットの導入により、通常の清掃における「拾い掃き」の手間が削減され、より深度の高い清掃ができるようになるというメリットもありますので今一度ご検討いただけますれば幸いです。

ビルメンおうではなくできますればキングと呼んでいただきたい筆者からは以上です。

(平成26年7月3日 雨の強い木曜日 最終更新:平成28年7月3日 晴天)

2014年7月2日

[悲報]スマホが壊れたという報告とその後の対処について記しました

壊れまして画面も真っ黒です


2014年7月のある日、スマホが壊れました[アイフォン製です]。

物理的に落として壊したわけではなく、普通に使っていたら突如として電源終了の断末魔合図のようなものを最後に発して起動しなくなってしまいました。

購入から2年、昼夜を問わず使い続けてきた過重負荷がたたったのでしょうが、それならばもう少し前々から兆候を見せるなりして持ち主に注意喚起をしてほしかったものだと思います。

最初は困りました。


しかしじわじわくる解放感がたまらない



当然電話もつながりませんからどうしようかと思っていたのですが、実は告白しますとじわじわスマホに縛られない自由な快感というんですか、そういった解放感に満たされてきてしまいました。

誰からもつかまらない、という状態こそ、真に自由な状態ではないかということです。

思えば、自分を管理制御するために、スマホというものを人間は発明したのですが、効率的な管理の名のもとに、自分自身で立ち止まるという時間を失ったのではないかと思えてきたのです。

社会人であれば、否、学生であっても児童であっても、他人である[保護者]や自分に管理されている状態に変わりはありません。

会社においても、業績の管理、人事の管理、給与の管理、勤怠管理、管理は至る所に浸透しています。

筆者の勤めている会社も設備「管理」会社です。思えば「管理」は人間社会を形作る大切なキーワードでありますが、同時にそれ自体を停滞させるものなのかもしれません。

自分の時間を管理するのは、概ね自分ではなく他者であることも多いということもこの傾向に拍車をかけます。

会社に限らず、家族友人恋人といった愛する人は、愛している人の時間を管理しようとするものです。

管理されていると思うかつながっていると思うか、それだけの解釈の違いかもしれませんが何はともあれしばらく自由な思考を楽しみ開放的な気分を満喫しました。

ですが、そういった非日常は束の間で、早速つながる別のスマホを買い求めさせられた筆者からは以上です。

(平成26年7月2日 最終更新:平成28年7月2日 土曜日)

2014年7月1日

閉ボタンがなく押さない階がある変わったエレベーターがあるという話

公共施設エレベーター(解像度を落としてます)


2014年7月の記事です。

筆者は建物設備管理をやっている会社に勤務していますので、エレベーターとかエスカレーターに乗ると、自然とどのメーカー製なのかメンテナンス会社はどこなのかといったところが気になります。

職業病というやつです。

エレベーターやエスカレーター(それからマニアックなところでは機械式駐車場など)は恐ろしく細かくて精密な企業テクノロジーが詰まった文字通り魔法の箱であり、不思議な階段なのです。

あの十年以上は軽く持つ耐久性には全く頭が下がります。

ところで某公共施設に伺った際、乗ったエレベーターに軽い衝撃を覚えました。

このエレベーターには、「開」ボタンはあっても「閉」ボタンはないのです。

それから、下層階と上層階の止まる階をコンピューターで時間帯ごとに制御して人の乗り降りをスムーズにするといった工夫は高層ビルの多い東京などではすでに普通のことと思いますが、何とこのエレベーターは、下層階については「人力で押さないように努める」ということで事実上の階層分離稼働を実現しているのです。

こうすることによって、例えば災害時には稼働している直近の階で止まることも容易ですし、真に急ぎの用がある際には運用、すなわち人力で「押してしまう」ことで運用以外の階にも止まることが可能になります。


どうせ閉まるのだから「閉」ボタンもない



「閉」ボタンがないのも、いちいち当該ボタンを押してエレベータに認識させることによる無駄な電力消費を抑える効果があるようです。

一方、通常のエレベーターより閉まるまでの時間は若干早くしており、閉まるまでイライラ待たされるという感覚も少ないです。

どうせ閉まるのだから、「閉」ボタンをカチカチ押さずとも閉まるに任せてしまうというのは非常に合理的だと思いました。

まさに、業務効率化の第一条である「なくせないか」を実践したよい例だと思います。

実は、近所の行きつけの呑み屋に通じるエレベーターにも、「閉」ボタンがありません。こちらは4人乗りという極めて小さい代物なので、電力消費というより躯体の限界仕様かと思われます。

閉まるまで若干時間がかかるので、去り際に少々恥ずかしい気も致しますが、それも含めて楽しい所です。

それでは今日はこのへんで。

そんなことを考えながらエレベーターを目的の階から降り過ごした筆者からは以上です。

(平成26年7月1日 火曜日 最終更新:平成28年7月1日 金曜日)