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2017年3月14日

農業や水産業などの6次産業化を推進して多角化による経営を進めたい



農業や水産業は1次産業と言われます。

ひところ、この1次産業に付加価値をつけて、より高度に産業化するという意味で1.5次産業という言い方をした時期がありましたが、何を0.5伸ばすのかが明確でないため、あまり広まりませんでした。

この点、6次産業化という言葉が最近出てきております。

農林水産省なども推奨する考え方で、これは、1次産業である農業や水産業から、それを加工し(2次産業化)、さらに流通に乗せて直接消費者に届ける(3次産業化)まで図るという考え方です。

当初は、1+2+3ということで、合計6ということで6次産業と呼んでおりましたが、提唱者の農業経済学者の今村奈良臣氏(東京大学名誉教授)自身が、すべての産業は、第1次産業である農業や水産業が衰退しては成り立たないこと、そして各産業の単なる足し算の寄せ集めではなく、有機的・総合的結合を図るためには掛け算としなければならないということを再提唱しまして、現在では1×2×3のとして掛け算であると説明されています。


単なる農林水産業の高度化ではない概念


大きな逆三角形の一番下が第一次産業、そしてその上に第二次産業、最後の一番上に第三次産業が乗っかるようなイメージです。

農業や水産業の6次産業化を推進するということは、農業や水産業をブランドにするということや、原料として肉や野菜をそのまま売るのではなく、例えばロールキャベツにして出荷するとか豚の角煮にしたり、刺身にするだけにして直接出荷するといった二次産業化を図り、加えて直接消費者向けの店を直営してそこで海鮮丼でも食べてもらったりする三次作業化までを含んだ概念となりましょう。

レストランの経営も含めて考えると、いろいろやれることは広がりそうです。

農家から都会に出てきて工場やサービス業で働く、という形の就業形態の転換も視野に入れた壮大な取り組みになります。

産業構造の変革として、さまざまな取り組みを行い、過疎の農村地方が元気になるようになればと思います。

実は最初6次元と勘違いしておりまして、4次元ポケットなら知っている、4次元といえばドラえもんが出てくる机の引き出しならすぐわかる昭和世代の筆者からは以上です。

(平成29年3月14日 火曜日)