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2017年3月15日

SNSライブ機能が既存の放送サービスを侵食してゆく日も近いと思う


2017年3月の記事です。

ひところ、ワンセグというサービスが世の中を席巻しました。

2006年にサービス開始といいますので、もう10年も過ぎたものですが、自宅や職場での据え付けテレビ、もしくは車のカーナビに搭載している端末(あとは当然に家電量販店の店頭)でしか見れなかったテレビ番組が、手持ちの携帯電話で見れるということから、当時は爆発的に売れたものでした。

特に、ワールドカップのサッカーや、ワールド・ベースボール・クラシックといった野球の国際大会など、その場のライブ感が大切なスポーツコンテンツにおいて、その傾向は高かったように思います。

そんな環境の中、日本独自の規格として隆盛を極めたワンセグですが、2017年現在に至っては、既存の放送番組を受信するというより、利用者個々人が参加している現場を、SNSを通じてそのまま放送のように届けることができるシステムが出来上がりつつあります。



フェイスブックのライブ配信機能が凄い


例えば、フェイスブックのライブ機能を見ますと、例えば、昨日2017年3月14日に行われたワールド・ベースボール・クラシック、日本代表の第2ラウンドの第2戦対キューバ戦を現地で観戦した筆者の友人が、このライブ機能で球場の臨場感を伝えてくれました。

こちら側は、自宅のWifi環境下にいれば、スムーズにSNS上で上がっているその友人が撮影しているところの動画ライブを、自宅に居ながらに「観戦」することができてしまうわけです。

同時にテレビでも放映している野球中継も合わせて観戦すれば、ライブ感はこの上なく、まさに同じ試合を多角的なチャンネルで受信することができ大変満足感が高いのです。

確かに、ガジェット意識の高い人に実際に現場に行ってもらって、動画撮影をし続けてもらうということが必要ではありますが、これは野球観戦に限らず、あらゆるスポーツ観戦や、講演講義、講演会や懇親会、果てはビデオ講義や飲み会といったことまで応用が利く技術です。

私が大学の講師ならば、こうした動画ライブでも出席を認め、というか自宅でホワイトボードの前に陣取り、MacかiPhoneの動画ライブ機能をオンにして撮影しながら授業を進め、質問は別途フェイスブックかラインのチャット機能を使えば、双方向の授業などお手の物です。

そのまま居酒屋談議に移行することすらできてしまいます。

こうして、リアルにフェイスtoフェイスで面談するのは、多人数に対する講義の場ではなく、突っ込んだ話が双方とも行える少人数での会合に限られていくのかもしれないとも思います。

かつて人類は電話を発明し、コミュニケーションの方法を手紙から劇的に変えました。

そうして大情報である映像情報を一方的ではありますが配信するテレビ通信が始まり、インターネットを通じた手紙のやり取りたる電子メールを発明し、そして通話も映像も動画もチャットもSNS上で行うマルチコミュニケーションの時代となりました。

コミュニケーションツールの発達が、コミュニケーションの形を変えていく、今後もこの流れは情報革命として続いていくのだと思います。

ポケベルの14106(数字しか送れない時代で、「愛してる」の符号)が懐かしい筆者からは以上です。

(平成29年3月15日 水曜日)