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2017年4月26日

宿泊コテージよりもコンテナホテルにシフトするかリゾートの過ごし方




2017年4月の記事です。

硫黄島からの手紙、の硫黄島ではなくて、同じ読みでも長崎県長崎市にある伊王島の話です。

伊王島には伊王島町が経営していた観光施設「やすらぎ伊王島」というリゾート宿泊施設がありますが、このたび、この伊王島施設の土地建物を長崎市から取得した観光ホテル運営のカトープレジャーグループ(大阪市)が、コンテナホテル構想を発表しました。

これまでのリゾート宿泊施設は、だいたい大きな駐車場が併設されていて、コテージやホテルに宿泊する観光客や長期滞在型のリゾート客は、自分の車から荷物を出して、駐車場からフロントまで歩き、フロントで自らのチェックインや入館手続き、部屋の説明から部屋のキーその他のグッズを受け取り、また長いこと歩いて目的のコテージまで荷物を運んで、そして入館しておりました。

そこを思い切りショートカットしまして、今回の同社が提案したコンテナホテルについていえば、取得した宿泊施設を改装もしくは改修、加えて新設し、部屋数を一気に既存の100室から200室弱に増やすということです。

また加えて人気の温泉家族風呂についても、現行の10室から倍増し20室にします。


部屋の目の前まで自家用車を横付けできるコンテナホテル


これにより、運営人数の増加を抑えるため、ホテルのチェックインといったフロント機能をほぼ廃止し、アプリやネットを使った施錠や精算機能を導入、そして各コンテナホテルごとに駐車スペースを確保し、まさにホテルを戸建ての別荘のように目の前に車を横付けする形で利用できるようにするというものです。

これで、旅行というと家族づれでは荷物をまとめるのだけでげんなりしてしまう子持ちのファミリー層の親世代にも、ひとつ行ってみようかという興味を持ってもらえるかもしれません。

このホテル改装増築にかける費用は同社によりますと約30億円とのことです。

従業員も現行の200人から260人程度と増員し、また同社が引き続き指定管理制度による管理をつづける伊王島の他の観光施設である伊王島灯台や海水浴場などとの連携やイベントを強化し、日帰りを含めた年間利用者を現在の15万人から30万人に倍増させようとする意欲的な計画です。

確かに海外のリゾートアイランドもよいですが、伊王島といった長崎市内中心部からわずか30分程度で到着できる近郊リゾートアイランドの価値も、もっと見直されてもよいと思います。

本家は同じく九州のバリ島と呼ばれる(筆者のみかもしれませんが)天草上島であります筆者からは以上です。

(2017年4月26日 水曜日)