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2017年4月17日

PTAや保護者会でのボランティア活動を行う者自体の犯罪を防ぐ方策



2017年4月の記事です。

本日は真面目な話をいたします。

正直、地域社会にとっては、北朝鮮のミサイル発射、米軍艦艇の東アジア派遣といった国際ニュース以上に問題視されうる事案だと思うので特に言及したいと思います。

千葉県我孫子市における、小学校PTA(保護者会)の会長職にあった40代男が、同校に通うベトナムから来た女の子を(9歳)の死体遺棄の容疑で逮捕された、というのが現時点での情報です。

この会長職にあった男は、地域の小学生の登下校の見守り活動にも積極的に参加し、また新入生の入学式においては式辞を述べるなど、地域活動にも熱心でかつ自らの子供も同校に通っていたということです。

PTAや保護者会の会長なのですから、自分の子供も同じ小学校に通っているのは道理です。

全国津々浦々の小学校においても、同じようなものだと思うのです。

地域の、特に幼児性愛に関する痛ましい事件が起こらないように、地域社会は協力して子供を守ろうという活動をしてきました。

社会の現役を一旦退いたシニアのOBOGの方々が毎朝道に立って登下校する小学生中学生に声かけをしたり、保護者やPTA、教師が協力して通学路において子供たちを見守るというのは、さまざまなこうした痛ましい事件を防ぐための教訓として自衛的に発展してきたものです。

それなのに、その内部で活動する組織のトップがそのような犯罪者に回ることがある、ということが満天下に知らされてしまったわけです。

こうなると、筆者もまさに対象となる40代中年男ですが、ある一定の割合で中年男にはそのような幼児性愛者がいるということは統計的にわかっているのでありまして、今後の見守り活動における具体的な修正運用をどうすべきかということになりそうです。

因みにPTAといったり保護者会といったりするのは、地域の連合体としてのPTA組織に所属していない各学校単位の保護者の任意親睦団体に止まる場合は保護者会と呼ぶようです。

教員が参加具合や地域の連合PTAに加盟していることの有無によって名称は異なりますが、活動内容や組織形態に変わりはほとんどありません。


誓約書を提出させる?


1つは、誓約書にでも判を押してから活動に参加してもらうことが考えられます。

しかし、ほぼ善意で行ってもらっているこうした地域の見守り活動に参加する人たちに、等しく自身が犯罪行為に手を染めないことを誓約表明する、という言ってみれば当たり前のおどろおどろしい文言をちりばめた誓約書を提出し、適宜更新させるというのは実効性はある程度あるかもしれませんがあまりにも現実離れしています。

PTAの役員や委員を引き受けてくれる人が激減し、もともと各自の善意でまかなわれているこうした基本的には意味のある活動がきわめて停滞するでしょう。


大人同士の隣組制度?


もう一つは、見守る側の大人同士も相互監視させることです。

すなわち、一人で活動していることを許さずに、常に活動時には2人以上のペアで活動させ、お互いについて、おかしい点がないか相互に申告させ合うといった方式です。

しかしながら、これも現実的にボランティアで集合し活動してもらっている人に対し、疑いの目をもって接するという、人としてあまりやりたくない活動であることは間違いありません。

実際、そういう意味で変な人がいたとあぶりだされた場合、実効的にどのように対処するかも難しいです。

映画スターウォーズを用いてたとえますと、銀河共和国議長の職にあるパルパティーンが、実はシスの暗黒卿だったことが分かった場合に似て、いったいどうすれば実効的な対処ができるのか現時点で筆者もお手上げなのです。

結局、決定打はありませんが、地域社会で子供を守るというのが、PTAや保護者会の義務としてではなく、薄いけれど複数の広くいろいろな目で大人も見守るということで、こうした大人の犯罪の芽も事前に摘めるような地域社会となっていければと考えております。

相互の無関心が高まると、PTAや保護者会といったこうした場を義務的なものにしてしまい、本来の役目を果たさなくなってしまうことがあるのかもしれません。

全国のPTA会長には頑張ってもらいたいし、PTA会長の悩みには寄り添って考えたいと思いました中年男からは以上です。

(平成29年4月17日 月曜日)