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2017年5月8日

常識から新しい価値を創造するのは難しいが常識なければもっと無理



2017年5月の記事です。

最大9連休であった方々も多かろうゴールデンウィークが終了し、久しぶりに会社や学校や保育園といったホームポジションに格納されるため、朝から公共交通機関はごった返しております。

体調を崩す人も続出し、電車が止まったり、止まった電車の再開を待つためにホームに人が溢れてもっと気温が上昇してさらに体調を崩す人が続出するといった負のスパイラルが起こったり、フェーン現象や黄砂で山火事が起こったりと、皆が皆通常に戻ることによる社会的影響というものも無視できないななどと感じました。

一斉に休暇をとり、一斉に帰省し一斉に帰省ラッシュを引き起こし、そうしてGWが明けたら通勤ラッシュということで、いつもラッシュに巻き込まれていれば体調も悪くなろうというものです。

たまには人の逆を行ってみるのも良いのかもしれません。

このように、常識から新しい価値を想像するのは難しいものです。

誰もが当然と思っている常識に慣れればなれるほど、今度のGWどこに行こうかということになります。

常識を超えるならば、GW前やGW後にゆっくり休み、帰省や海外旅行などもそうしたハイシーズンを避けることが有用ではあります。

もちろん、スケジュールの調整は大変です。

しかしながら、GW中に仕事をしたってよいわけです。

神が与えたもうた休日ではなく、日本政府が過去の流れから決めてきた祝日です。

祝日の過ごし方といて、他の日を空けるためにあえて仕事をするというのも面白いと思います。

常識を超えた発想を非常識と言いますが、そうした発想は常識に縛られると生まれにくいといわれます。

確かに、新しい価値が生まれるのは非常識な発想からであることが多いです。

それでは、なんらかの分野の専門家がまったく新しい価値を想像することは難しいのでしょうか。

筆者はそう思っておりません。


常識を身につけた者しか常識を裏から見ることはできない


常識になれ親しみ、常に前向きの心構えをもって習慣化し訓練してした専門家は、その常識を裏返して見ることも容易にできるのではないかと思っているのです。

常識を裏にして見るというのは、訓練で容易にできます。

しかし、常識を身につけることは非常に長い時間がかかるのです。

真に創造的で将来が楽しみな児童に対して、常識を裏返す価値の創造をいきなり求めることは無理です。

児童の創造性を伸ばすため、型にはめた教育が必要なのです。

日本の歴史上最大級の偉人・超人だと筆者が勝手に考える空海(弘法大師)も、ひ弱なエリートでは決してなく、おそらく書という書を読み漁り、山という山、地方という地方をその超人的な健脚で歩き通した究極の常識人だったわけです。

書を読み歩き人と対話する、という人間の常識を徹底的に追求した人間だからこそ、後世の人間たちにあれだけ崇められる存在となったのだと思います。

凡事徹底、非凡に通ず

と筆者が入った会社で初めて見たその部の部長は言っておりました。

その部長は、朝は7時にオフィスにいますが、夕方は取引先の接待やらプライベートやらで、必ず17時にはオフィスを後にしており、我々下々の者がいろいろと作業したり話し合っていろいろ決めていく雰囲気に水をささないようにしておりました。

常識から新しい価値を創造するのは難しいけれど、常識を身につけない者が新しい価値を想像するのはそもそも無理な話である、という結論に達したところで本日の論考を終わります。

目玉焼きには醤油が常識だと思っております筆者からは以上です。

(平成29年5月8日 月曜日)