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2017年6月17日

自分が完全にコントロールできるのは支出であり収入ではないという話




2017年6月の記事です。

集団で社会生活を営む生物である人間である以上、生まれながらにして人たる権利を持っているのですが、それと同時に最も原始的な社会的コミュニティである国家に所属することになります。

そして、現代の人生における最大の支出は税金ということになります。

健康保険料や年金、雇用保険料や介護保険料、児童手当負担金といった社会保険料一般も、広義に捉えて税金と言っていいでしょう。

したがってどれだけ収入が高くても、支出をコントロールできなければ、豊かな経済生活を実現することは難しいということになります。


給与所得者は税金が先に引かれる



給料を求めて雇用契約を締結し、労働力を提供する従業員(サラリーマン)は、自らが支払う税金をコントロールすることが非常に難しいです。

日本においては、源泉徴収制度があり、支払う給与のうちの何分の一かは、雇用主が従業員に渡すことすらせず自らプールして、そのまま税務当局に支払うことが義務付けられているのです。

一方、自営業者および自ら法人を所有する者は、支払う税金をかなりの確率でコントロールすることができます。

将来の投資として教育研修に金をかけたり、償却資産を保有して経費化することがかなり合理的にできるからです。

サラリーマンが税金に対してできることは、非常に少ないのです。


起業が見直されている



起業がお金持ちへの王道であるのはこのためです。

サラリーマンとして日本中で最も成功している雇われ社長でも、年俸10億円程度(ボーナス含む)ですが、起業してはるかそれ以上の持ち株の価値を実現している起業家はたくさんいます。

起業家精神が富をもたらす、というのは事実なのです。

これまで書いたことをまとめますと、

起業家(個人事業主、法人)は、
【1】(振れ幅大きく)稼ぐ →【2】使う →【3】税金を(自主的に)払う

従業員(個人)は、
【1】(振れ幅小さく)稼ぐ →【2】税金を(強制的に)源泉徴収される →【3】使う

ということになります。

起業家は自らの人生をリスクに晒して、毎日必死に動き考えハードワークをこなしながら、このような成功を願って必死に活動しているのです。

お金持ちは、収入が多いから、お金持ちになるわけではないのです。

支出を賢明にコントロールして、さらに自らの人生をリスクに晒すからこそ、結果的にお金持ちになる人も「いる」ということなのです。

お金持ちは「消費」よりも「投資」により多くのお金を割いています。

私たちは、収入ではなく支出によってお金持ちにもなるし、貧乏にもなるということを学びにしたいものです。

さて、そういうことは重々わかっているのですが、やっぱり今夜も飲みに行って費消してしまう宵越しの金は持たない筆者からは以上です。

(平成29年6月17日 土曜日)