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2017年8月11日

切り替えないという切り替え方があるということを気付かされた話



おはようございます。

2017年8月のとてつもない記録が出たという記事です。

日本のプロ野球中日の岩瀬投手(42歳)が、この8月、通算950試合登板を達成し、登板数で単独首位に立ったというのです。

投手としてプロ野球で950試合に登板する、これはとてつもない記録です。

しかも、驚くべきことは、岩瀬投手は勝ち試合の最後を締める抑えという重責を負って投げ続けてこの大記録を達成しました。

一試合一試合の瞬間瞬間が命を削るようなプレッシャーの中、投げ続けて950試合に達する、その精神性には驚嘆の他ありません。

しかしながら、岩瀬投手は、ある意味淡々と投げ続けてきました。

その秘訣として、切り替えのうまさがあるのかと思ったところ、インタビューで岩瀬投手は切り替えることはできない、引きずるものであると答えています。



切り替えることは難しく引きずるもの



なんと、切り替えることはできない、それを引きずって次のマウンドに上がるというのです。

同じような話として、かのサッカーの世界的名手であったイタリアのロベルト・バッジョが残した、「PKを決めても誰も覚えていないが、外したら誰もが忘れない」というのを思い出しました。

そして、かの名言「PKを外すことができるのは、PKを蹴ったものだけだ」に続くわけですが、岩瀬投手のこの切り替えられない、引きずるという言葉も非常に印象に残りました。

抑えたことは覚えていないが、打たれて負けたことは覚えているもの。

そして、何回もそのときに投げたためのことを考えるのだそうです。

しかし、抑えの役目は先発と違って登板機会が多い、それが名誉挽回、汚名返上の機会と捉えて引きずりながらも次に向かい続けた結果、950登板というはるかに高い所に達したということなのでしょう。

失敗を引きずる生き方というのも格好良いと思いました。

本当の意味で「強い」精神性を持つとはこのような心構えのことをいうのかもしれません。

ブログ記事の反応が芳しくないと非常に引きずる気弱な筆者からは以上です。

(平成29年8月11日 金曜日)