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2017年9月8日

奥ゆかしくて賢い人間がこれからは活躍する世の中になるであろうと思う話





2017年9月の記事です。

適当な話をいたします。

ヨーロッパの岬の端っこに端を発した弱肉強食の植民地支配の世界がだいたい四百年続きましたが、その世界がようやく終わり、また新しい時代の流れがやってきているように感じます。

四百年前、産業革命前夜、ポルトガルとスペインという2国が突如目覚めて力をつけ、大砲と兵隊と宣教師を船にわんさか積んで南米やアジアに出て行きました。

そうして、原住民を奴隷にして使役し、財宝を盗み出して本国に運び、そして豊かになったのです。

遠い日本まで彼らはやってきましたが、日本はその当時から国の形がしっかりしていたので、織田信長といった有力大名にとり入るくらいでしか絡むことができず、以後秀吉家康の世の中となり、欧米列強の植民地化を防ぐという「本来の目的」のために日本は鎖国の道を選びます。

日本人も大きな船を発明して東南アジアまで出て行きましたが、誰かを奴隷にするようなことはしませんでした。

逆に交易を盛んにして、高山右近のようにマニラのルソン島で生涯を終えたものもいます。

その後、だいたい数百年間、日本は穏やかに過ごしました。

それに対して、スペインポルトガル、それらに代わって台頭したオランダやイギリス、そしてフランスにドイツ、ついでにアメリカにロシアといった国々は、隣国を侵略し、アジアやアフリカ、南米でのんびり暮らしている人たちから財産を奪い続けました。

インドの財宝は、洗いざらいイギリスに持って行かれました。

無茶苦茶です。

しかし、そのような無茶苦茶をやってこそ、ヨーロッパは豊かになったのです。

大英帝国博物館は、世界中から収奪した富や財宝の宝庫です。

そして、それを正当化させる論理が弱肉強食の価値観です。

偉く豊かになることの正当性を担保するために、大学や宗教も総動員されて利用されました。

日本も150年前に、開国し西洋化に走ったわけですが、根本には残虐なことは嫌いであり、そんなことまでして偉く豊かになっても仕方がない、長続きしないというふうに自然に考えます。

そういうわけで、日本は大変住みやすい、よい国であると考えています。



日本人の心は豊かであった



歴史の授業などではいつの時代も日本の庶民は貧乏で無学でいつも飢饉に苦しんでいるように書かれておりますが、さにあらず、日本の庶民は実に豊かに振る舞い文化を醸成し、生きることを謳歌してきたのであります。

日本にはこれだけの神社仏閣があり、それは西洋化した大学が教えることとは根本的に違うことを教えてきました。

勉強して偉くなれ、という価値観は明治開国以降の価値観です。

もしかしたら、現代に生きる我々現役の日本人にない心の豊かさを持っていたのではないかと思うくらいです。

死んだ爺さんが語っていました。

明治生まれの日本人たちは、尊敬すべき人たちであったと。

開国してから必死に世界に肩を並べようともがいていた、その時代の人たちすら、心の平衡を失わず、儲け主義に走らず真面目に五族共和を唱えた、だからこそ日本人のファンは世界中にいて、我々現役世代に対してそのような先人たちの生き様を逆に「教えて」くれるのです。

さて、そんな欧米列強に抗して国の浮沈をかけて挑んだ世界大戦において、日本は完膚なきまでにやられましたが、ヨーロッパ諸国にアメリカソ連を含めた今の世界を牛耳る列強を唯一本気にさせた国であるということは厳然たる事実です。

勉強して世界に出て行って、褒められる人間もよいですが、浅ましいところなく褒められもしませんが、何かしら奥ゆかしく本当に賢い人間、そういう人間がこれから本当に活躍していくのではないかとなんとなく思われるのです。

奥ゆかしくなく目立たない筆者の雑談は以上です。

(平成29年9月8日 金曜日)