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2017年10月14日

自動車の乗り心地にはタイヤが非常に重要だとあたらめて気づいた話




おはようございます。

車の運転はあまりうまくない筆者です。

実は自分の車というものも持っておりませんで、家人の車の運転者という形で運転させていただくことがほとんどなのですが、今回、北部九州の中央部、先の水害で影響があった朝倉市あたりに向かったときのことです。

ガソリンが減ってきましたので、高速のあるPA(パーキングエリア)に併設されているガスステーションで給油をしてもらうことにしました。

そうして、いつもの給油はセルフスタンドで行うものですから、有人のスタンドで入れてもらう場合にはゴミを捨ててもらったり窓を拭いたりしてもらうのもありますが、タイヤの空気圧が適正か、ホイールが緩んでいないかなどといった点も軽く聞いておくと、たいていの有人ステーションのエンジニアの方々が軽く点検してくれます。

ウィンドウオッシャー液が減っていれば、無料で継ぎ足してくれたりもするのです。

ですので、やっぱり有人スタンドがいいなと思う方なのですが、今回はちょっと見ただけでエンジニアの担当の人が、右前のタイヤのへりのゴムがブロック状に落ちていることを発見しました。

だいぶ、タイヤ自体もすり減っていて、このままでは横からの尖ったものの衝撃があればパンク(バースト)する恐れも高い、ということでした。

タイヤは、3年経過もしくは30,000㎞を走行したところから、急速に硬化し、劣化して行くのだそうです。

そうして、劣化したところからヒビになり、切れた端からブロック状になってぼろぼろ落ちてしまう、ここに至ると即交換することが必要であるようです。

とりあえず、他の3本のタイヤもかなり古くなっていましたが、とりあえずこの右前のタイヤ1本だけを交換させてもらうことになりました。



車のタイヤ交換を初めて間近に見る



時間にして、わずか15分程度ですが、初めて車のタイヤ交換を間近に見ることができました。

タイヤの空気を抜いて、ホイールから機械を使って要領よく取り外します。

すると、ホイールの中に、何か鉛や鉄のようなシールが貼ってあります。

どうやら、ホイールとタイヤとの相性で、微妙な重さの差が生じており、軸の中心に重心が来るようにするための「おもり」だという説明でした。

新しいタイヤをセットし、専用の重心測定器でタイヤを回すと、どの方向に何グラムのウエイトを貼ってくださいという指示が出るので、それに従っていくつかホイール内側にウエイト(今回は鉄製でした)を貼り付け、何度か微調整して最後はまっすぐ軸受から回転するタイヤになりました。

こうして、ようやく元の車に据付けることになります。

軸受の重心がずれていると、特に高速道路になったときに軸に余計な遠心力がかかり、最悪車軸が破損するといった大事故に繋がる恐れもあるということです。

そして、時間乗っているのにどうして右前のタイヤの劣化が激しかったのかということですが、まず筆者の運転している車はFFというタイプで、すなわち前車輪がエンジンによって動力を地面に伝えるため、単に転がっているだけの後輪より地面を掴むだけの消耗が激しいこと、そして日本の道路交通法上、車道は左レーン走行となっており、歩道や道の端に近い左側の道路面の方が、何かと荒れていたり溝があったりするなど、右タイヤより左タイヤのほうが過酷な利用環境にあるからである、というエンジニアの教えでした。

世の中、まだまだ知らないことだらけです。

さて、たった1本のタイヤを交換しただけですが、その後の車の乗り心地はまさに雲泥のさでありまして、感覚的には10km/h速く運転しても同じようなハンドルの取り回しであり、格段に制動性が増しました。

確実に、地面を掴んで走行している、という感じです。

車の性能というと、どうしてもエンジンや室内、外装ばかりを見てしまいますが、地面と接地している唯一の箇所がタイヤであることからすれば、もっとタイヤに目を向けておかなければならないと思いました。

タイヤのように真っ黒と言われる筆者からは以上です。

(平成29年10月14日 土曜日)