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2017年10月24日

人間は相対的に判断するものであるという例をいろいろ挙げておきます

C定食(冷奴付き)

B定食(冷奴なし)




おはようございます。

2017年10月の記事です。

本日は短くいきたいと思います。

例えば昼食時に混み合う定食屋があったとします。

そこにA定食700円、B定食900円を並べておいても、なかなかB定食が売れないという場合、そこにC定食1,000円も投入すると、二番目に良いものなら食べるかという消費者心理が働きB定食が売れだす、という行動経済学の話があります。

そこに、A定食690円、B定食890円、C定食980円という風に桁数を揃えると、また売上は変わってきてC定食も売れだすというような話です。

1番高いものは敬遠される傾向がありますが、その1番高いものが心理的な障壁(この場合は4桁の値段)を超えない場合、それに限りなく近い値段帯のものが最もお得だと思う行動経済学の結果が応用されています。

2017年のノーベル賞、このような分野の第一人者に挙げられる米国シカゴ大学のR・セイラー教授はこのように述べており、こうした小さな細かい「誘導」を市場に与えていくことにより、人々の選択の方向をかなりの部分「誘導」できると説いています。

これは、たとえB定食とC定食の違いが、単なる小皿一品であっても生じることであり、要するにメニューの基本部分はほぼ同じでも消費者ごとに自らにとってお得かどうかの判断は異なるということです。

合理的な説明とは言えませんが、同じような話が選挙や物販においても当てはまるようです。

定食は、魚フライがメインなのが好きな筆者からは以上です。

(平成29年10月24日 火曜日)