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2017年11月2日

高校教育からも多様化がキーワードの時代になって来たという話です





おはようございます。

2017年11月の記事です。

N高等学校というインターネットを通じたIOT教育を標榜する定時制高校が、実際の通学コースとして東京大阪の2都市で開校した通学コースが好調なようで、次に2018年度開校の横浜キャンパス(神奈川県)、大宮キャンパス(埼玉県)、千葉キャンパス(千葉県)、名古屋キャンパス(愛知県)と、現在の代々木キャンパス(東京都)、心斎橋キャンパス(大阪府)と合わせて、新たに福岡キャンパス(福岡県)もリリースするという発表を行いました。

これで、2018年4月からは全国7都市に通学コースキャンパスが拡大となるということです。

そして、福岡県においては、午前中にこのN高等学校の通学コースに通い、午後には地元の大手学習塾と全面提携して、大学入試に必要な受験勉強知識をまるっとまとめて一気に教授する、というカリキュラムを組んで生徒を募集するということです。

これは、画期的な取り組みだと思います。

そもそも、いわゆる全日制の「普通の」高校生活をなんらかの事情でドロップアウトしてしまった生徒は一定以上います。

例えば、スポーツや芸能で推薦入学したものの、怪我や故障、能力の喪失などでその芸能やスポーツを続けられなくなり、高校生活自体を送るモチベーションを保てなくなったり、それ以外にも、高校の部活の縦社会の枠組みにそぐわない、集団授業に合わないといった個別にはいろいろな事情があるようです。

筆者も、集団授業は苦手でしたし、注意散漫多動性衝動がありますのでよくわかります。

こうした生徒が、そのまま将来に向けての学習や勉強の機会を失ってしまうのは大きな社会的損失です。

そもそもいくらでも学生や生徒がいて、同学年200万人、みたいな筆者のような今の40代が学生やっていた時代とは様相がまるで違うのです。

少子化高齢化、これは国難なわけです。

一度入った高校がちょっと合わなくても、いくらでも再チャレンジできるというかスライドできる受け皿として、こうした定時制高校の存在はこれから注目されていくのではないかと思っています。

高校卒業資格、という意味では何も変わりはないわけです。

さらに、そもそも全日制高校になんとなく入る、というより目的意識が若い頃から固まっている生徒に関しては、プログラミングでも暗号でもブロックチェーンでも英語中国語でも、高度なIT知能や数理的知見を飛び級で学ばせた方がその生徒の能力も伸びるし、こうした生徒には最低限の高校卒業資格を効率的に取らせてとっとと興味のある大学や大学院(当然海外を含む)に進んで専門技能や知識を思い切り吸収してもらった方が当人としても社会全体としても生産力や教育水準の向上に繋がることは間違いありません。

筆者としては、このような教育の多様性はとても歓迎したいと思います。

そもそも教育とは多様なものであり、もちろん現在の日本の全日制高校教育には総論として賛成していますが、対象となる子供達の中には、その個性に応じた教育の機会があった方が絶対にいいと思えるからです。

かつての平成の初期、日本の典型的な全日制高校教育を受けたのですが今ひとつな中年になってしまったので、ここから叩き直して少しはものになりたいと思う筆者からは以上です。

(平成29年11月2日 木曜日)