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2017年11月5日

修羅場や本番をくぐるからこそ人は本当の意味で成長するものだという話




おはようございます。

2017年11月の記事です。

弱い野球チームがあったとして、一番強くしようとする方法はなんでしょうか。

やっぱり本番の試合に出すということだと思うのです。

本番でテストするというのは相手チームにとっても失礼かもしれないのですが、やはり、野球というゲームがどういうことを目的にしているゲームで、どのように振る舞えば得点し、失点を防いで勝つことができるのかというのが本番を通じればよくわかるというものです。

甲子園での高校野球のチームが、一戦一戦強くなり、決勝に至っては大人顔負けのプレイを見せてくれるのは、これが単にもともと強かったということ以上に、本番における経験を通じてどうやったら強くなるのか、勝てるのかという形や型を強烈なスピードで吸収し、すぐさま実地に応用できるようになるということもあると思うのです。

したがいまして、企業や会社において、社員が戦力となってくれるということにおいても同じようなものだと思うのです。

新人だから、その職位について間もないから、といった余計は配慮はむしろ成長の阻害要因になります。

したがって、いきなりだろうが突然だろうが、すぐさま本番に投入し、修羅場をくぐらせるというのが最も当人の当事者意識を刺激し自ら主体的に律して育つための何よりの方策だと思います。

客商売をやっている夜のスナックにおいても、客に対してどのように振る舞うか、いくら事前に言って聞かせても、それはまるで陸上で水泳の泳ぎ方をシミュレーションするような、結構無駄な時間であることが多く、客商売ならとにかく客の前に出すしかスキルアップの方法はないと思います。

とっとと本番に投入し、修羅場をくぐらせる、試験勉強においてもそうです。

いくら問題集やワークを解かせても、本番の試験問題が何か、そうした緊張感の中で正答への正しい解法に沿って規定時間内に答案を作るというゲームの本番を多く経験しないと、バッティングセンターにしか行ったことがない野球部の生徒の如く、ゲーム全体を俯瞰できる真の戦力となる人材になることはできません。

しかしながら、本番に投入することは、非常な勇気が伴います。

できることなら、本番に投入される人の側で「支援」したり「応援」したり、そういったサブ的立場にとどまろうとするのが人情です。

しかし、サブはサブ、サブをいつまでやってもレギュラーにはなれません。

会社においても、上司を立てることと、自らが主体として仕事を進めて切り拓いて行くというのは全く別の振る舞いです。

上司など立てなくていいから、とにかく自らが主体的に仕事に責任を持ち、進める。

自らの直感にしたがって、必要な報告相談を行う、それも本番で培われる能力の一つです。

上司をうまく使って案件を仕込む、案件を進める、そして成果を出す、そうした一連の流れの中で、いつしか新人は立派な、どこに出しても恥ずかしくない「うちの担当」としての地位を確立してゆくのです。

そんな自立した社会人や学生にたくさん会えるように振る舞い、できるだけ楽をしたいと考えておりますよからぬ筆者からは以上です。

(平成29年11月5日 日曜日)