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2018年12月11日

こんな学習支援サービスを待っていた人工知能が自動的に学習進度に即した問題を出してくれるプログラムの話






おはようございます。

2018年12月の人工知能と呼ばれる機械学習機能(プログラム)を利用した学習プログラム革命の配信記事です。

アタマプラスという日本発のベンチャー企業がありまして、この会社は、まず数学や物理といった計算ロジックを必要とする中高生の学習プログラムを開発して配信しているのですが、その構造が、筆者のようなどうしたら効率よく手っ取り早く高校卒業程度(大学入試レベル)の数学力や英語力をつけることができるのかと数十年考えていたことを一気に解決するブレイクスルーになりそうなのでご紹介したいと思います。

アタマプラスが提供する機械学習のプログラムの内容は、具体的には次のようなものになります。

まず、「どこから」勉強を始めるのか、それは日々の学校での授業の進度や自力学習によって刻一刻と変わっていきますし、筆者のように年を取れば、昔習ったことも忘れてしまうことは多々あるため、「この瞬間」の学力を正確に測ることが非常に大切になります。

そこで、アタマプラスのプログラムでは、まずタブレットやPCを用いた問題演習による診断テストを行います。

数学コースを選び、簡単な診断テスト、例えば因数分解という単元なら因数分解の演習問題を10問程度解きます。

解いていくたびに、さらに進んだ踏み込んだ内容を駆使した演習問題に繰り上がっていくので、必ず最後までいけばわからない問題にぶちあたります、ここで診断テストは終了します。

こうして、学習者の、現在時点での学習進度をかなり正確なところまで把握するのです。

そうして、因数分解がわからない、というなんとなくの苦手意識の根本の原因を機械学習プログラムが突き止め、足し算引き算掛け算の組み合わせや文字式の基本といった、その根本の原因となるべき基礎知識を、テスト結果から遡って把握した弱点補強講義として、メソッドを詰め込んだ5分ほどの動画にして受講してもらいます。

これは、因数分解を一見得意にしている、という学習者も、そこがわかれば鬼に金棒、という点を含めて「神講義」を学習プログラムが選びとって受講させてくれるということなのです。

そうして、自分専用の弱点克服の映像と音声での5分程度の授業を受けたあと、その弱点に沿った演習問題を解いていき、最終的にはさっきまでは解けなかった応用問題もいつのまにか解くことができるようになる、というトライアンドエラー、そしてエラーの原因を一つ一つ潰していく、という本来あるべき真の学習プロセスを高速で回すことができるというわけです。

この、弱点補強授業というのは、細切れのモジュールになっており、ピンポイントで、学習者のわかっていない部分にまるで、鍼灸のようにツボにはまるように必要最小限の時間をかけて行うので、スクール形式でわかっている部分も含めてまとめて多人数で受ける通常の塾のように粗い目ではなく、学習者一人一人の、それぞれが「現時点で」持つ弱点をあぶり出して優先順位の一番高いものから対処する、そのような超個別対応、超個別課題対応塾ということになるのです。

弱点補強授業には、先生の顔は映らず、音声と図表や数式だけがタブレットに表示されます。

先生が映っていると、どうしても学習者が先生を目で追ってしまう、これがもったいないと考えたアタマプラスの開発者たちは、思い切って先生は音声のみで、そしてタブレットやPCの画面いっぱいに数式や図表を映し出す形(ビジネスのプレゼンテーションのパワーポイント掲示のような感じ)にしたということです。

こうして、生徒の集中力を極限まで高めて、弱点補強講義の効率を最大化しているというわけです。

ゆくゆくは、先生の声の抑揚も一定にし、人工知能先生自体に「喋らせ」、生徒個人個人の「現在の実力」の即した最も効率的な学習プログラムを提供し続ける、今日習った部分も含めて学習者の学習履歴をアタマプラスの機械学習プログラムは蓄積し、毎日、毎問題の解きぶりにより、学習予定が刻一刻と変化するという、超個別指導が受けられるというわけです。

これは、「学校」に通う、「先生」にわからないことを聞きにいく、ということから考えれば悪魔的な「革命」だと思います。

全国一律のスクール形式で明治時代、もっと考えれば江戸時代の寺子屋時代から含めれば軽く300年以上全く本質的に変わらない形式で行われている日本の「授業」「講義」というものを根本からつくり変えるサービスだと考えています。

個別のスケジュールと達成度で行う塾、という形式では、日本から世界に羽ばたいた「公文式」という世界に冠たる教育プログラムがあります。

公文式は、一律のスクール形式授業という非効率を取り除くことは成功しましたが、本当の学習者の「達成度」を日々リアルタイムで「把握」することは難しいです。

さらに、学習の方向が公文式のプログラムによって(これはこれとして非常によく考えられた素晴らしいカリキュラムではありますが)、学習者の持つ特性や弱点によって個別にプログラムの進む方法が異なっている、また学習者の学習履歴や成果によって、その学習者自体の学習プログラム時代も日々リアルタイムで「修正」されるという意味で、革命的なのです。

このような素晴らしい可能性を秘めたアタマプラスの機械学習プログラム、2018年12月現在でこれを直接家庭のタブレット端末で利用できる、というところまでは行っていないのですが、このプログラムを導入している学習塾や予備校の教室が筆者の居住地の福岡市近辺に来れば、是非一度行ってみたいと考えています。

塾の方が来る前に、「タブレットのみ聴講生」「自宅受講生」といったカテゴリでこちらから入塾してしまいたい、とすら考えています。

今回は主に数学について考察しましたが、同じような論理で英語授業についても、もうすぐ機械学習プログラムによる最短大学入試レベルまで一気に学力を引き上げるメニューができるものと期待されます。

日本語や中国語については、少し難しいでしょうが、それも遠い将来ではないでしょう。

今後の「学習」というもののスタイルを劇的に変える可能性を秘めた、学習支援機械学習プログラムのお話でした。

勉強はあまり得意でなかったので、効率的に学習効果が上がる方法論には強い興味がございます筆者からの配信記事は以上です。

(2018年12月11日 火曜日)