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2019年6月19日

メルカリが展開する福岡市で展開するシェア自転車サービス「メルチャリ」が事業再編に伴い外部売却されるという話です





おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、通勤や業務上の移動、それから休日の買い物にもお出かけにも、ひたすらメルチャリを使っているメルチャリヘビーユーザーの筆者ことビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

シェア自転車というサービスは、海外では非常に日常のものになってきましたが、日本においては、ソフトバンクグループが展開する「電動アシスト自転車」のサービスや、NTTグループが展開するサービスが有名ですが、もっと、こう、「ちょい乗り」に適した手軽な小型自転車で福岡市に展開しているメルチャリは、本当に日本の都市機能の隙間を埋めるうまいビジネスだと評価しています。

QRコードをかざせば、ほぼ一瞬で鍵が開き、ホイール形状のあえて小さい、小型の取り回しのきく真っ赤な車体のメルカリ色のメルチャリは、リリースから1年以上を経過して、ようやく福岡市の日常風景に溶け込んできたように感じています。

そして、ウーバーイーツの食材を、メルチャリで運ぶ人が出てくるようになって、これは都市機能にシェア自転車サービスが根を下ろした証左だと一人喜んでいたわけです。

しかしながら、メルカリ本体としては、このシェアサイクル事業を、外部に切り出すことを決定した模様です。

メルカリは2019年6月13日(木)に、シェアサイクルサービス「メルチャリ」の事業から撤退すると発表しました。

メルチャリ事業も運営する、新規事業全般を行なっていた完全子会社ソウゾウから同事業を新会社へ分割して、新会社の株式をクラウド事業などを手掛けるクララオンラインに売却し同社の子会社とする模様です。

そして、ソウゾウは、軌道に乗っていたメルチャリ事業のみを外部に売却し、解散、清算した上で、今後の新規事業はメルカリ本体で行うことになったということのようです。

メルカリは2018年2月の参入から1年余りでシェアサイクル事業を「乗り捨て」することになった。

今後、クララオンラインの子会社となったメルチャリ事業は、メルチャリの名前を残すことができるかも含め、第二段階に入るというわけです。

メルチャリのヘビーユーザーの筆者としましては、サービスの適切な密度ある展開を望んでいるので、1分4円という利用単価を少し上げてもいいので、健全なメルチャリ事業の発展を望みたいところです。

メルカリは現在、国内のフリーマーケット事業と米国のフリーマーケット事業、加えて決済サービス「メルペイ」の3事業を重点的な注力分野に位置づけているとのことで、この3分野に経営資源を最適に配分するため、総合的に判断し、メルチャリ事業からの撤退(外部売却)を決めたということです。

ちなみに、メルカリの公開資料によりますと、メルチャリ事業を運営するソウゾウはこれまで、ブランド品に特化したフリマアプリの「メルカリ メゾンズ」やスキル売買の「teacha」、不用品などの即時買い取りサービス「メルカリNOW」も運営していたものの、それらいずれの事業も2018年12月までにほぼメルカリに移して終了しており、ソウゾウの実質的運営事業はメルチャリのみだった模様です。

ソウゾウの2018年6月期の業績は売上高が4億5200万円、営業損失が▲16億8500万円、新しい事業を軌道に載せるということがいかに難しいかその一端がわかる気がします。

それでも前に進むのがベンチャースピリットということでしょう。

これからのメルチャリの展開に、大いに期待しています。

繰り返しますがメルチャリのヘビーユーザー(月間料金2,000円、すなわち500分=月間8時間超メルチャリに乗っていることになる)こちらからは以上です。

(2019年6月19日 水曜日)

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