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2013年12月12日

世界を動かしたネルソン・マンデラの葬儀が2013年12月に行われました




おはようございます。

2013年12月の記事です。

2013年12月、亡くなったネルソン・マンデラ氏の追悼式が南アフリカ共和国の最大都市ヨハネスブルクで行われました。

因みに最大都市とは耳慣れない言葉ですが、同国は首都機能を各都市に人工的に分散させており、一応各外国の大使館の多くが置かれている行政府都市プレトリアを首都とみなすことになっていますが、歴史的にカイロと並びアフリカ最大の都市の一つと言ってよいヨハネスブルクは商工業の中心地であり首都ではないため、このような呼び方になるようです。

マンデラ氏は若くして同国のアパルトヘイト(白人と非白人を相互に隔離する政策)に反対し、その結果国家反逆罪で終身刑の判決を受け27年間を獄中にて過ごします。

その後アパルトヘイト撤廃運動の旗手として、アフリカ民族会議という政党の党首となり、1993年にノーベル平和賞受賞、1994年にこの制度を撤廃し初めて行われた全人種参加選挙を経て同国大統領に就任したという文字通りの歴史上の巨人です。

追悼式には、米国からオバマ現大統領、ブッシュ、クリントン、カーターの元大統領が出席し、英国は首相のキャメロン、フランスは大統領のオランド、デンマーク首相トーニングシュミットなど、100人を超える要人が集まり、出席者の要人度としては世界史上最大規模と言ってよい式典となりました。

日本からは皇太子さまが、福田康夫元首相らと出席されました。

各国の王室以外の葬儀や追悼式で日本の皇室(しかも皇太子)が参加されるのは初めてのことですが、国としてこれは正しい対応だったと思います。

先年亡くなったスティーブ・ジョブズに対する世界中からの追悼はものすごく、記憶に新しいところですが、やはり「人類社会に深く根ざした『差別』というやつと戦う」ということが、世界を動かすヒーローの条件なのだと改めて思いました。

日本では、「出向」させられたら人生の終わりだなんていうドラマが今年流れていましたが、世界はもっともっと広くて悲嘆と希望に満ちています。

27年「獄中」のマンデラ大統領の爪の垢でも煎じて飲みたいものです。

謹んで哀悼の意を表します。

そういう偉人に遠く及ばない凡人の筆者からは以上です。

(平成25年12月12日)