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2013年12月5日

建築の話で言われることがある施工管理と工事監理の違いについて








おはようございます。

2013年12月のビルメン王提供のブログ配信記事です。

建築の話で言われる施工管理と工事監理とはどう違うのでしょうか。

特に監理は皿カンといって建築施工の世界ではよく使われます。

建物作りに必要な工程であることは変わりませんが、両者には文字以上の違いがあります。

まず施工管理とは、目指す建物の竣工のため、建築に必要な人員と資材の調達、そして作業場所(事務所)の確保、作業工程のすり合わせと、現場作業員への指示、応援スタッフの投入や納入業者や協力業者との折衝など、建築現場で作業がスムーズに行うため、マネジメントする仕事となります。

現場監督のやる仕事と言って良いと思います。

現場指揮官としての経験が大切になりますが、特に法律上の決まりはありません。

一方工事監理(皿カン)は、現場で今行われている建築作業が、法令に基づいた過提で、設計図を具現化するように執り行われているか、設計者の意図に沿った現物に仕上げているか、耐震基準などの建築法令に沿っているかを進捗管理するものを言います。

工事の段取りではなく、工事の内容に踏み込んで「監理」するのです。

施工管理者とは違い、工事監理者は原則建築士の資格が必要で、一般的には設計を担当した建築士が工事監理者となる場合が多いのです。

工事監理者は、構造、耐震、設備、配管、給排水、電気設備や採光、照明や植栽など、細々とした法令に照らしあわせて施主のニーズに沿った建築物建築に責任を負う重要な役回りです。

施工管理者は現場の作業を通じ、設計段階では出てこなかった課題点を施主、監理者と協議し解決していきながら段取り良く施工実務を取り仕切ります。

監理と管理、この2つのカンリで施主のニーズと良質な建築は担保されているのです。

建築現場からお伝えしました。

まちづくりは難しいと感じる筆者からは以上です。

(平成25年12月5日)