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2014年3月19日

ファーストネームと呼ばないのが主流になりつつある環境事情について


滋賀県大津市石山寺の紅葉ライトアップ



おはようございます。

2014年3月の国際文化交流に関する配信記事です。

恋人同士や親友同士がファーストネームで呼び合うというのは微笑ましい光景ですが、ところでそろそろファーストネームという呼び方には再検討を加えたほうが良さそうです。

どういうことかと申し上げますと、アメリカ語やイギリス語(あえて英語と言わない)や仏蘭西語や独逸語では「名姓」ですが、日本では「姓名」の順で名乗りますし標記いたします。

少し前までは、「鈴木一郎(朗でないところがポイント)」という人は、欧米に合わせて「名姓」の順、すなわちIchiro Suzu---kiと言っていました。

しかし、最近では日本においては姓名だというのがアメリカ語圏やイギリス語圏の方々にもわかってきたらしく、「姓名」で名乗ったり書いたりすることも多くなりました。

日本語で表記するのだから、標記順も含めて日本式にしないとおかしいからという考え方です。

さらに言えば、日本以外にも中国、韓国・朝鮮、ベトナムといった東アジアでは姓名派が主流です。




どちらから呼ぶかは本来決まっていない




名姓は欧米での主流文化ですが、別に姓名順が世界でマイナーなわけではなく、衡平に見れば、どっちも正解、どちらでもよいということになるでしょう。

しかし、これではSuzuki Ichiro氏のどちらが「姓」でどちらが「名」か日本人以外はわからなくなってしまうという恐れがあります。

そこで、「名」=First Name 「姓」=Last Name という英語標記に再検討を要するということになるわけです。

そして、当職が英語のできる方に教えてもらった方式を奥義として申し上げますと(ここからがポイント!)、鈴木一郎氏は[SUZUKI, Ichiro]と表記して、姓を全て大文字にするとともに、姓名の間にコンマを入れて先の方が姓でありますと明示いたします。

さすれば後の方は名であることになります。

言葉で補足する場合には、First Nameとは言わずにFamily NameはSUZUKI、Last NameではなくGiven NameはIchiroと言うのです。

Given Name(与えられた名)というのはいい言葉だと思います。

名は親から貰うものですからね。

中国の今の国家主席である習近平も、普通にアメリカのメディアには[Xi Jinping]と書かれています。

何故か日本の現総理大臣は[Shinzo Abe]なのが気がかりでしたが、実は当の日本人がそう言うので敢えてその順番で書いているということのようです。

そろそろ日本人も「姓名」に戻していいでしょう。

清少納言や紫式部が、Shounagon Sei , Shikibu Murasaki ではおかしいと思います。

紫式部が源氏物語の着想を得たといわれる、滋賀県大津市石山寺そばでボートの合宿をしていた筆者からは以上です。

「瀬田の唐橋」で有名な琵琶湖南端から流れ出る淀川河畔の風光明媚なところです。

(平成26年3月19日 最終更新:平成28年3月19日 土曜日)

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