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2014年4月30日

トレーニングにおいても負担の少ない初動負荷理論が注目されています

千鳥ヶ淵でボート



おはようございます。

2014年4月のトレーニングに関する配信記事を配信いたします。

筆者は学生時代ボート部に所属しておりました。

漕艇部とか端艇部とも呼ばれます。

幅60センチメートルくらいの細長い艇と呼ばれる船に乗り、手漕ぎのオールを一本もしくは二本手で掴んで水を掴んで自らの乗る船自体を後ろ向きに進めるという英国発祥の伝統ある競技です。

当然ある程度の筋力負荷に耐えられる体を作らなければならないので、ウエイトトレーニングなどを行うのですが、ある一定以上の年齢になると、身長の伸びは止まりますし老廃物(乳酸など)が溜まった筋肉は硬直して柔軟性を失い、故障の危険も逆に増してしまうというジレンマに悩まされるところになります。

そういうわけで、最近のトレーニング理論では、できるだけ実際のスポーツ運動に則した動きを行うように負荷をかけようという方向になってきました。

つまり、ボート競技の筋肉や関節は、ウエイトトレーニングではなくあくまでもボートを漕ぐことで鍛えようというものです。




初動負荷という考え方が注目されています




そこで注目されているのが初動負荷の考え方です。

初動負荷とは、実際の運動に近い自然な負荷のかかりかたを意味する言葉です。

具体的には運動の最初に負荷が最大となる運動を言います。

例えば、机をずらそうとして押す場合、最も力がかかるのは最初に机が動き始める瞬間で、そのあとは低減します。

このように、人間の住む世界では最初に最も強い負荷がかかるのが普通であり、ゴムチューブなどで負荷を徐々にかけていくという考え方はあまり取られない、不自然な動きだということになります。

ゴムチューブ的運動を、初動負荷と対比して終動負荷といいますが、これでは運動の終わりにつれて負荷が増大し、必要以上の老廃物が筋肉に溜まってしまうというわけです。

そして長期間にわたる筋肉痛(乳酸が除去されないことが原因)に悩まされることになります。
これでは逆効果です。

負荷のかからないトレーニング、というと変な感じがいたしますが、あくまでも、実際の動きとは関係ないところでの余計な疲れをためない、という意味です。

何でもマシンで強化したライバルに、自然の砂浜でトレーニングしたロッキーが勝ったあの映画のようにありたいものです。

マシンだけではなくて、実際のスポーツの動きに則したトレーニングを行うべし。

老略男女関係なく、いつからでもトレーニングできます。

このように、理屈は万全なのですが、肝心のトレーニングを明日からにしてしまう筆者からは以上です。

(平成26年4月30日 最終更新:平成28年4月30日 土曜日)