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2014年4月3日

昭和アニメのあの名セリフ「説明しよう!」で銀行を説明したいと思う

巨大銀行



おはようございます。

2014年4月の銀行に関する配信記事です。

昭和アニメのタイムボカンシリーズで有名な「説明しよう!」の台詞ですが、そもそもタイムボカンシリーズといってもわからない方々が多いと思いますので説明しよう!と思います。

要は、ヤッターマンやヤットデタマン、逆転イッパツマンという印象の非常に薄い男女の主人公たちと、小悪魔的美人女子リーダー、頭脳派だが小心で小ずるい男性参謀、頭は回らないけれど怪力の男性闘士で構成される三悪(悪玉トリオ)という、むしろこっちが主人公じゃないかとも言われるキャラクターたちが活躍する、1970年代を風靡したタツノコプロのアニメーションのことです。

説明を終わります。




さて今回は銀行の説明です




さて今回は全国の女子高生のみなさ~んから多数のご質問をいただきました「銀行」について説明しよう!ということになりました。

銀行は銀行法によって金融当局に認可された預金金融機関です。

預金というのはお金を預けること、ですが、銀行でない一般の会社や組織や個人が預金の預入を受けることはできません(銀行法、出資法違反になります)。

文字通り預けたお金(貸したお金やあげたお金ではない)なので、いつでも引き出すことができるように、さまざまな法律に基づく規制(=担保)がかけられています。

銀行が潰れても、預金は原則として保護される(払い戻される)というのはこのことから来ています。

お金を預かるという業務は非常に特権的なものなのです。

特権というと便利なようですが、反面あらゆる経済主体の利害に絡みますので、「民間の公務員」と言われるくらい各種の規制や検査に晒されます。

預かった資金を「適切に」貸出に回しているか、預金者の利益を損ねないような情実融資や放漫な経営をしていないか、定期的に(といいますかいつも)監督官庁である金融庁に文字通り「監視」「監督」されているのです。

1円単位で合わなければいけないというのも、他人から預かったお金であるからゆえのことになります。

そのような制約の中で、銀行は他人から預かった大事なお金を、経済社会全体のためにという公益を考慮しつつ適切に運用するという使命を担っているのです。

とすれば、銀行は肝心なときに冷たいと言われがちですが、そもそも銀行から出るお金は我々の預けている預金の積み上げであると考えれば、そこは一定のご理解をいただけるのではないでしょうか。

銀行員を辞めて10年、アニメはジブリまでが座右の銘である筆者からは以上です。

(平成26年4月4日 最終更新:平成28年4月3日 日曜日)

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