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2014年4月5日

自分のことは自分でするというスマートシティライフの試みが広がる

スマートシティコンセプト



おはようございます。

2014年4月時点のスマートシティに関する配信記事です。

スマートシティとは、未だ明確な定義はありませんが、要するに使う分だけのエネルギーや食べ物を近場で効率よく供給する生活を実現しようという試みです。

専門家に言わせると、「最新技術でエネルギー効率と省資源化を徹底した街づくり」となりますが、この目的は、環境に配慮することでも省資源化を実現することでもありません(それは手段です)。

真の目的は、他の大規模エネルギー配給や食料流通システムに頼らない自立したコミュニティの創出ということなのです。

ここでは電力を中心とするエネルギー関連はもちろん、水、交通、廃棄物など、あらゆる産業が絡み、多くの最新技術が使われることになります。

具体的に言えば、オフィスビルは外光を極限まで取り入れ、使っていないとみなされる照明はその都度コンピュータが検索感知して自動的に切ります。

クーラーが効いた部屋は、その部屋が利用されている間のみ稼働し、営業部隊が外出していて人が少なくなっているような昼間においてはわざとクーラーの効きを弱めます。

家庭では夜間電力を奨励し、洗濯機に自動的に「洗う時間」を夜間に「選択」させる機能すら考えられています。




電気は余ったら貯めればいい




まだあります。

電力が余ったら蓄電します。

太陽光やエネファームで発電された余分な電気は、自家用車や社用車に搭載したリチウムイオン電池に給電します。

停電や災害の時も安心です。

災害の時にはいくらお札を持っていても役に立ちません。

当面のエネルギーが大切になります(それと、トイレです)。

特に自家用車などが本来の用途をなす場面は、通勤買い物子どもの習い事の送り迎え程度で、その他は駐車場に停めっぱなしです。

自家用車のボンネットは夏に「卵が焼けるほど」暑くなるのですから、太陽光に限らずこの熱源を利用した発電もできるはずなのです。

50度以上にもなる車の中に感熱発電器を搭載してもいいかもしれません。

もしくは熱のまま温水利用することもできましょう。

水温を一定に調整した土を使わない野菜工場のアイデアも実践に移っています。

農地不要で、部屋の中で高級野菜が常時採れるのです。

パセリ程度であれば、ベランダや部屋の中で育てている人も多いのではないでしょうか。

このようになれば、コンピュータが各家庭の消費エネルギーを把握することになります。

つまり各住民がどのような暮らしをしているかという情報を自分のものにすることができるのです。

ひとり暮らしのお年寄りが倒れていないか困っていないかといったことは、電気メーターや水(トイレの水洗)や消費された野菜などで一目瞭然です。

各家庭がお土産を交換し合うように、余ったエネルギーを融通しあい、声をかけあうというコミュニティが自然に生まれ、このコミュニティは安心・安全と参加者の「やりがい」を一番の商品として顧客にアピールすることになります。

自分の人生の根幹の部分を、はるか遠くの大規模で効率的なエネルギーシステムに頼らない、自分で食べる食べ物や使うエネルギーは努めて自活する、という考え方です。

このように、近場で自活するというのは実は産業構造の進化からまたできるようになりつつあるのです。

自分のことは自分でしなさいと言われて育った筆者からは以上です。

(平成26年4月5日 最終更新:平成28年4月5日 火曜日)