このブログを検索

2014年5月19日

警部が常駐する警部交番という大きな交番が設置されることになるお話

大原部長




おはようございます。

2014年5月の警察関係に関する交番の記事です。

繁華街にある交番が近くに移転して「警部交番」という名前になって再デビューしています。

警部といえば銭形警部を思い出す昭和世代の筆者ですが、警部というのは警察組織の中でもかなりの上級管理職になりまして、本来ならば「派出所」に過ぎない交番に出張ってくることは通常ありません。

通常の交番の責任者は国民的漫画であります「こちら葛飾区亀有公園前派出所(通称こち亀)」の大原部長の例を挙げるまでもなく、巡査部長をもって充てることになっています。

なお昔は交番はあくまで通称で、派出所と言いましたが、親しみやすいように派出所の名前を正式に交番に変更したという歴史があります。




警部交番登場の背景




ではなぜこのような形態の交番が出現したのでしょうか。

警部交番とは、そもそも小規模の交番と大規模な警察署という2つの形態しかなかった現場警察組織において、通常の交番に比べ規模が大きく、運転免許の更新手続きや車庫証明などの各種申請・届出事務も可能でありながら、大規模警察署で必要となる署長や副署長、会計課などの後方部署までは必要でなく、組織全体として治安維持活動に必要な前線部隊の数と質を確保することができるということで設置が最近進んでいるものです。

いわばコンビニとGMS(大規模マーチャンダイズストア)の間の地域スーパーといった対比でしょうか。

ニーズに応じて公的サービスである警察組織の形も変わっていくということでしょう。

実は父親がかつて交番勤務の巡査部長(既に退官)であった筆者からは以上です。

(平成26年5月19日 最終更新:平成28年5月19日 木曜日)