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2014年5月31日

いわゆる悪役(敵役(かたきやく))の方が有名になれば本物だと思う

シャア専用ザク(背景はガンダム)




おはようございます。

2014年の5月最後の記事をアニメに関するものでお送りいたします。

いわゆる悪役(敵役:かたきやく)のほうがキャラクターが立っているというのは、タイムボカンシリーズの代表作であるヤッターマンの三悪トリオ(ドロンジョ・ボヤッキー・トンズラー)の他にも例があります。

なおヤッターマンは1号2号と言いますが、1号がガンちゃんで2号がアイちゃんであることはほとんど[マニアの方以外は]ご存知ないのではないでしょうか。
(筆者も改めて間違ってはいけないので調べたくらいです)

さて同様に数ある悪役キャラクターの中でも最も有名で筆者が推したいのは、赤い彗星という通り名で人口に膾炙している、本名キャスバル、最初の偽名エドワウ、次の偽名シャア、最後の4つ目の名前としてクワトロ・バジーナという4つの名前を持つ、ジオン共和国創立者、ジオン・ズム・ダイクンの息子、シャア・アズナブルです。

機動戦士ガンダムシリーズにおいて、所謂保守本流の地球連邦軍側における主人公は、アムロ・レイを筆頭にシリーズによって変わっていきますが、対立側(同シリーズは、単純な善悪二元論ではない世界観のため敢えて悪役と書かないことにします)は名前は変えても中身は同一のシャアで通しているわけです。

となるとアムロなどよりよほどこの世界にコミットしているということになります(アムロファンの方々申し訳ありません)。

シャアの実の父親であったジオン・ズム・ダイクンという人は、宇宙移民を一旦推進しながら本来の目的を見失った形で移民計画を無責任に中断した地球連邦政府に対し、宇宙移民者の自由と権利を守るため、連邦政府からの独立と主権回復を行い、移民たち独自の力で国家を創造し生活していくべきだという考えを深めていきます。

相当にビジョナブルな人物です。

アレクサンダー大王や、チンギス・ハーンを超える物凄い構想であると言えましょう。

腐敗した衆愚政の地球連邦のどの指導者よりもひょっとしたら輝いていたのかもしれません。

そうしてサイド3というスペースコロニー自体をジオン共和国として独立させ、その代表となるのです。

その息子として生まれたシャアことキャスバルは、様々な葛藤を経つつ、老いたとはいえ依然として強大なる地球連邦とは一線を画した宇宙独立者としての矜持を示し続けることになります。

アムロやホワイトベースのブライト艦長などは、その腐敗した地球連邦軍の手先に過ぎないわけです。

この辺の背負っているものの違いがファンの心を打つのかもしれません。

このように、いわゆる敵役(かたきやく)の方が有名になればアニメも本望だと思います。

PCを赤く塗って3倍速だとはしゃいでいた筆者からは以上です。

(平成26年5月31日 最終更新:平成28年5月31日 火曜日)

[追記]
読者の方より、「悪役」より「敵役(かたきやく)」のほうが相応しいのではとのコメントを頂き、そのとおりだと思いましたのでここに追記いたします。(平成26年6月2日)