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2014年6月11日

第1話で語り尽くす秀逸な名作漫画たちを熱い想いで紹介したいと思ふ

火の鳥




おはようございます。

2014年6月の漫画に関する配信記事です。

西の漫画居士とも自称するビルメン君(@shinya_ueda)です。先日も壱番屋という名のカレーショップで専用棚に常備されている漫画一覧からビーフカレーもそこそこにもう何度も読んだ漫画を読んでいたのですが、そこで感じたのはやはり、名作は1話目がとりわけ秀逸ということです。

ビールの1口目が最高に美味いのと同じく、名作の第1話にはその漫画全体を貫く世界観が凝縮されています。

もちろん雑誌全体からの視聴率を取るための各種キャンペーンといった支援もありますし、カラーページを増やしたりページ数自体を増やしたりもされます。

しかしながら、それらを超えた作者と編集者の気合がピッタリ噛み合った時、何度読み返しても響く名作が生まれるのではないかと思います。




火の鳥は宇宙編が一番だと思っています





第1話ということでは少し長いですが、手塚治虫「火の鳥」宇宙編は実質的にこのシリーズの[最後と]最初を飾る作品で、漫画の神様と言われた作者の輪廻とか転生とか人間とか永遠とかそういった訳のわからない壮大なテーマや世界観を改めて浮き彫りにする文字通りの名作です。

このお話だけで、火の鳥シリーズの要点は全て詰まっていると言っても過言ではありません。

現在も大ヒット中のONE PIECE(ワンピース)の第1話も衝撃でした。

週刊少年ジャンプの初出のこの作品をリアルに読んだ年齢層として、これは「ドラゴンボール」以来の伝説となる少年少女漫画が出たなと直感で思ったものです。

マニアとしては、もう少しマイナーな作品も紹介しておきます。

同じく週刊少年ジャンプで連載されていた「封神演義」という漫画作品です。

中国の西遊記水滸伝三国志に並ぶ奇譚である封神演義を元にした作品ですが、第1話で封神計画の全容と主人公太公望のとぼけたけれど憎めない性格が描かれ、これぞ作品全体を俯瞰できる秀逸な第1話と筆者絶賛推薦いたします。

中でも最も秀逸な部分と評価するのが、第1話最終コマにひっそりと挿入された「封神計画を完了するのは、十数年後のこととなる」旨のコメントです。

第1話にしてその後続く壮大なストーリー全体をまとめあげてしまう心憎いばかりの話の構成力に当時から驚嘆したものです。

火の鳥をライフワークと呼んだ手塚治虫に習い、筆者もブログ更新をライフワークにしようと思っています。

「JOJOも捨てがたよなー」編集王になりたかった筆者からは以上です。

(平成26年6月11日 最終更新:平成28年6月11日 土曜日)

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