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2014年9月30日

残業という名前の指定時間外業務が減らない理由を考察してみました

職場(例)




おはようございます。

2014年9月の労働環境に関する配信記事です。

オフィスワーカーにとって、残業は切っても切れない存在です。

そして、残業削減の掛け声がありながらなかなか実際の残業が減らないという状況をどのように解釈したら良いのかずっと平社員として考えておりました。

本日は、なぜ残業が減らないかという点につき、単に労働「量」の多さからだけではなくもっと別の理由から考察してみたいと思います。

結論を先に申し上げれば、昼間のオフィスでは「仕事」でなく「作業」に忙殺されるから、となります。

本当にクリエイティブな仕事をしたいと思ったとき、ライターや漫画家や作曲家といった創作活動が必要な人は特に、静かで誰からも邪魔されず、一人で没頭できるが自分から他の情報にアクセスするのは容易な場所と時間を求めます。

新幹線の中や海外便の飛行機の中で執筆が捗ると言っている作家や漫画家の大家の言葉があるように、他の要件や頼み事や電話で、自身の思索や所為を中断させられたり、予定されている会議や打ち合わせや来客対応で、15分から30分の細切れの時間を拠出することを続ける平日昼間の環境では、自分自身が真に打ち込みたい仕事を持ち込むのは難しいということになります。

ゆえに、経営者の多くは早朝かなり早くオフィスにやってきて、そして自分の時間を思い切り過ごすことにしたりするのでしょう。

経営者・役員・株主といった人々には労働時間という観念があまりないですが、それでもわざわざ彼らは朝や休日の「邪魔されない時間」を求めてやってきます。

会社にやってくるのは、もう一つの条件である「他の情報にアクセスするのは容易」なように、各種労働装備-パソコンやインターネット環境やプリンターなどの印刷機械やキャビネットといった閲覧書類-が手の届くところに容易にあって使いやすいからでしょう。

自宅を仕事場にしてしまっている人もいるように、多くのオフィスワーカーにとって、職場は情報源としては最適ですが、平日の労働時間として過ごすには他の作業で忙しすぎるという環境になっているのではないかと思うのです。

これはヒラの社員だろうが社長だろうが変わらないと思うのです。

社長だって来客や応対、急な相談事での判断を求められたりすることはあるはずですし、なかなか自分の時間を持つことはできないのは一緒だと思うのです(なったことがないので見ている想像の範囲ですが)。

したがって、会社側としては平日の夜という時間を求めて仕事をしたい人について、それがかなり根源的な欲求でもあることにも一定の理解を示し、うまく付き合っていく必要があるのかもしれません。

本人との合意により業務時間としては参入しないけれども会社に残ること自体は咎めない、その時間を自己啓発といった大切な時間として認めるといった方策が考えられます。

深夜早朝の執筆時間を確保しておりますが、なかなか筆が進まない能力不足の筆者からは以上です。

(平成26年9月30日 火曜日)