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2014年12月22日

トップリーグが2つあるプロバスケットボールリーグの問題(2014年12月時点:後半)

車椅子バスケ


おはようございます。

2014年12月の記事です。

(前半)はこちらです]

日本バスケットボール界のプロ化第1号、それが2005年にスタートしたのがbjリーグです。

各地の法人や団体に呼びかけ、仙台、東京、大阪、大分にクラブを設立しました。

選手は公募によるトライアウトを行い採用し、各クラブに分配する形でリーグ戦を開始しました。

無論、発足時点のbjリーグは野球でいえば日本野球機構(NPB)に対する四国独立リーグのようなもので、業界では一段低く見られていました。

将来有望な高卒大卒選手も、本流である日本リーグの実業団チームに入りたがりましたし、大学高校の指導者も従来からある強いリレーション(しがらみとも言えますが)から選手の紹介供給を続けました。

しかし、対するbjリーグはそういったエリートコースからはみ出た雑草根性を持つものが、公募に応募しプレーしていくうちに、リーグ全体のレベルも上がっていったのです。

そうして日本リーグのチームにとっても無視し得ない存在になってきたのです。

そこで、勝手に出ていった連中が作った団体に対する見せしめか、bjリーグに所属するどんなにいい選手でも日本代表には選ばないなどというしょうもない仕打ちをしたりしました。

しかし、bjリーグは、どうせすぐ潰れてなくなると見た協会や日本リーグ所属のチームの目をよそに、着実に実力をつけてきます。

今では、日本リーグ(遅まきながらプロ化しナショナルバスケットボールリーグと改称)とbjリーグの戦力差は衡平に見れば同格、というところまで来てしまったのです。

同一国内にトップリーグが2つあるといういびつな状況となり、国際バスケットボール連盟からJBAはこの状況を早期に解消するようにとの通告を受けます。

実はこれは何年も前から要請されていたのですが、全く問題は解決せず、ついに、業を煮やした国際バスケットボール連盟(FIBA)は日本バスケットボール協会(JBA)に対し「国内のトップリーグが二つ併存する状況を2015年10月末までに改善しなければ資格停止処分を科す」と通告する状況になってしまったのです。

要するに、日本代表を組んでも、国際大会への出場資格がない、つまりバスケットボールの日本代表が代表として国際的に認められない、というきつい処分なのです。

問題を放置していると取り返しのつかないことになってしまうというよい例だったのでご紹介いたします。

上履きのまんまで久しぶりにバスケをやったら、足の裏側の皮が一気にめくれてしまって大騒ぎ、バスケシューズはきちんと履くことをおすすめします筆者からは以上です。

(平成26年12月22日 月曜日)