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2014年12月3日

師走になったので改めて我が国の宗教というものをいろいろ考えてみる話

宗教年鑑



おはようございます。

2014年12月の記事です。

師匠も主教関係者も走る忙しい師走を迎えております。

なかなか寒くならなかった今年の冬ですが、ようやく寒波もやってきて、冬にふさわしい景色になってきたようです。

さて、本日は日本の宗教団体数から話を始めたいと思います。

文化庁が編集している最新版「平成25年度宗教年鑑」によりますと、日本の(文化庁が定義する)宗教団体数(いわゆる寺院、神社、教会など)の合計は20万を数え、その信者数を合計すると2億人にも上るということです。

救われたい衆生の数の多さにびっくりしますが、日本の総人口をはるかに上回る煩悩の数とも言えそうです。

これも大規模な金融緩和と財政出動の如く、最近のインフレトレンドなのかもしれませんが、救われているようで、結局誰も救われていないのかもしれません。

最もポピュラーといえる「仏教」につきましても、現在の日本に残っているものを含めたくさんあります。

以前触れたことのあります天台宗の最澄や真言宗の空海が開いた奈良仏教は密教系と呼ばれますが、大衆に広く広まった鎌倉仏教は大きく6つあります。

しかし、浄土宗(法然)浄土真宗(親鸞)日蓮宗(日蓮)時宗(一遍)臨済宗(栄西)曹洞宗(道元)などと教科書的に並べてみても何もイメージがつかない(信者の方以外、いやむしろ信者の方も)と思われますので、ここでTwitter@kamatarokugatuという方が述べておられるひとこと解説がとても秀逸なのでアレンジしてご紹介させていたします。

曰く、

「念仏唱えとけば救われるんじゃね?」浄土宗(法然)
「みんなもう救われているんじゃね?」浄土真宗(親鸞)
「題目唱えて救われるぜ!」日蓮宗(日蓮)
「座って色々考えようぜ」臨済宗(栄西)
「なんかもう座るだけで良くね?」曹洞宗(道元)
「それより僕と踊りませんか」時宗(一遍)

という感じです。

面白い解釈だと思います。

一遍の時宗は非常に小さくなってしまっておりますものの、他も含めて今も続くメジャーな宗派たちです。

踊るより座ったり唱えたりするほうが後世に伝わりやすいのかもしれません。

なんかもう救われてるかも、の宗派が実は現在の最大宗派であることも非常に面白いところです。

以外に易きに流れるものなのかといえば不謹慎でしょうか。

無宗教をベースに、各種宗派のイベントをふりかけたような、日本の典型的ハイブリッド信者の筆者からは以上です。

(平成26年12月3日 水曜日)