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2014年12月9日

期日前投票と不在者投票について選挙の細かい話をしたいと思います

投票のしくみ(総務省ウェブより)




おはようございます。

2014年12月の選挙制度に関する配信記事です。

選挙についてですが細かい話を致します。

昔は不在者投票と言っていましたが最近は期日前投票というようになったようにお感じのみなさんも多いかと思います。

しかし、天気図で使うミリバールがヘクトパスカルに変わったように、完全に「言い換え」られたものではありません。

不在者投票制度は今でもございますし、それとは別の概念で期日前投票制度が創設された、ということになります。

具体的に説明しますと、従前よりございました不在者投票制度は、そもそも選挙とは選挙期日(投票日)に投票所において投票することを原則としている、いわゆる投票当日投票所投票主義を採用しているところ、その例外として創設されました。

すなわち、仕事や旅行などで投票日を含む選挙期間中に名簿登録地以外の市区町村に滞在している方は、滞在先の市区町村の選挙管理委員会で不在者投票ができます。

また、指定病院等に入院等している方などは、その施設内で不在者投票ができるのです。

特に、高齢の方や介護を必要とされている方が投票日に合わせて投票所に足を運ぶのは大変です。大変なことが合理的に説明できる限り、不在者投票ができるのです。

これに加えて更に創設されたのが期日前投票です。

これは、既に誰に投票しているか決めて「もう投票するだけ」の人に、投票日の前であっても投票することを認めたものです。

選挙期日前であっても、選挙期日と同じ方法で投票を行う、つまり、投票用紙を直接投票箱に入れることができる仕組みです。

ただ、選挙期日に「投票ができない」一定の合理的理由を述べて貰う必要があります。

そのほか、在外投票制度(日本国外に在住の有権者)もありますが、期日前投票と不在者投票は別の制度であることをわかっていただければ幸いです。

期日前投票に必要なものは、本人身体一つ以外とくにありません。

自らが有権者名簿の特定の人間であることを合理的な方法で立証いだだければ、それで投票することができます。

さあお日柄の良い日のお出かけには、投票所にも足を運んでみられては如何でしょうか。

極めて私的な選挙管理委員の筆者の細かい話は以上です。

(平成26年12月9日 火曜日)