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2015年3月28日

そもそも「いわゆる」イスラム国についてなぜこのように呼ぶのか解説


Goddess ISIS イシス神



おはようございます。

2015年3月のイスラム国に関する配信記事です。

英国人7人、米国人とカナダ人各1人、スーダン人2人といった多国籍にわたる、計11人の医学生グループがいわゆる「イスラム国」支配下の病院で働くためにシリアに入国したとみられ、イスラム国に洗脳されたと憤る家族や 「子どもらは洗脳された」 と信じる医学生の父母らがトルコ・シリアの国境付近に滞在し、帰国を呼びかけているといいます。

2015年になって、その名前が報道で呼ばれないことはないとまで言われて話題となっているイスラム国(IS)ですが、ISはイスラム教スンニ派過組織 Islamic State いわゆるイスラム国についてこちらがわがつけた略称です。

もともと、2014年6月以前には、ISIS(Islamic State in Iraq and Syria  「イラクとシリアのイスラム国」)と称しまた呼ばれていた集団組織が、独自に僭称したいわゆる「国家」の呼称です。

無論その国家樹立については国際的には全く承認されていませんので、自称「国家」、いわゆる「イスラム国」、というわけです。

欧米の報道機関の中には、この自称ISを認めず、引き続きISISと呼ぶところも多いです。




国家と名乗っているけれども認めたくないことを示す




これは、うっかりISと報道してしまって、その国家樹立を黙認しているように取られたくないという意思があるものと思われますが、ISISは「アイシス」あるいは 「イシス」 と発音され、偶然にも古代エジプト神と同じ名前でその界隈を連想しやすいということもあるようです。

アラブ世界についても大変迷惑な存在です。

そして日本語としては「いわゆる」イスラム国というニュアンスを行間に込めて、カッコ付きで 『イスラム国』 で統一しているようです。

さてこのような組織の浮沈を見てみますと、我が国においても、以前のあさま山荘事件や、少し前のオウム真理教事件などを彷彿とさせます。

それらの組織の過激かつ極端なカルト的教義やイデオロギーが、反体制や反権力を賛美する若者たちの心を妙な形で捉えているように思えてなりません。

わが国でも憲法改正論議が出てきておりますが、その「改正」の対象となりうるものは、単に9条に限らず、例えば第一章 天皇 や 第三章 国民の権利及び義務、第四章 国会 といった天皇制や基本的人権や国家統治機構の根本まで及ぶということを忘れないようにしたいものです。

そうであっても、近頃の若者はとは言わないようにしたい筆者からは以上です。

(平成27年3月28日 土曜日 最終更新:平成28年3月28日 月曜日)