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2015年5月11日

B面はA面のほうがより良いものだと判断するためにやはり必要なもの

ロスト・ワールド



おはようございます。

2015年5月の漫画に関する配信記事です。

何かの提案をするときに、1つだけもっていくと相手はその案についての駄目出しばかり考えるようになってしまうそうです。

2つ以上の「選択肢」「案」を持って行くと、相手はその中から「選ぶ」ことを仕事だと考えるようになって物事が前に進むというようなことを書いている人がいまして、そうして、実際に毎日ブログやフェイスブックに面白記事を「複数」アップしている方もいらっしゃいます。

一日にひと記事書くだけで意識朦朧、くたくた精一杯の筆者などにすれば、途方も無い試みですが、確かに、複数の選択肢を与えるということは、必ず没になる者も合わせて作るということでとても覚悟がいることです。

しかしながら、そうした覚悟の元に作られ選ばれた作品はより輝くというものです。

山口百恵さんという不世出のスターが出て、初めての自伝を書くという時になったとき、編集担当者は、相手が世の頂点を極めた女性歌手であることなどお構いなしに、冗長な文章や本心から言っていないと見做したかなりの部分を、どんどん破り捨てていったそうです。




限界まで切り落とされた骨子だからベストセラーになった




そうして限界まで切り落とされて出版された短い自伝「蒼い時」は当人の想像を超えたロングベストセラーとなりました。

「漫画の神様」故・手塚治虫の出世作である「ロストワールド」という作品も、紙上に載った実に数倍の没原稿が散乱していたといいます。

それを見た当時、ファンの一学生だった藤子不二雄は、手塚先生に見てもらおうとやっつけで書き上げてきた自分たちの短編を、富山高岡への帰りの汽車の窓から投げ捨てるのです(「まんが道」より)。

レコードのB面の作品のように、人知れない努力の土台から、素晴らしい作品は見つかるということなのでしょう。

B面の方が売れた作品として、昨年の「ようかい体操第一」には言及しておきたいと思います。

今年も春の運動会にはまたおやじ共で同様のダンスを披露することになります筆者からは以上です。

(平成27年5月11日 月曜日 最終更新:平成28年5月11日 水曜日)

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