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2015年5月26日

何事も視点を高く持ってやる(レンガ壁の話や清洲城の普請の話から)

大坂城の秀吉像




おはようございます。

2015年5月の何事にも関する配信記事です。

このところ続けております何事もシリーズですが、今回で一旦最後とします。

圧倒的な量で勝負する」、「コツコツ続ける」、に続いた第三弾は何事も視点を高く持ってやることの大切さについて述べたいと思います。

量を追い、毎日継続する習慣をつけても、目指す視点が低いとそれは作業の集積に堕すると言い変えることもできます。

よく意識改革などの研修プログラムで出てきますレンガ積みの話をします。

大体このような筋書きです。




レンガを積む人の話





旅人が、町で汗を流しながら仕事をしている3人のレンガ職人に出会いました。

一人目に「何をしているのですか?」と尋ねると、面倒くさそうに「ごらんの通り、命令に従って、レンガを積んでいるだけさ」と答えました。

二人目に、同じように尋ねると、「レンガを積むといくらかお金ももらえるから、生活するためにレンガを積んで壁を作っています」と答えました。

最後に三人目にも尋ねました。

三人目は、目を輝かせ、「私はレンガを積んで、大聖堂を作っています。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払い、多くの人が救われます」と答えました。

この話は深い宗教観に裏打ちされた人間の高い視点を示したものとして有名で、仕事をプロ意識をもって丁寧にやろうといった意識付けのための事例と捉えられます。

もちろん、これはこれで素晴らしいのですが、どうも日本の典型的庶民を自任しております筆者には完全にピンとは来ないのです。

大聖堂と目の前のレンガ積みを一直線に結び付けられる「聖人」に程遠い筆者などには、正直二人目+ほんの少しアルファくらいの意識しかないのではないかと思うのです。

ここで、別のたとえ話であります秀吉の清州城普請のお話が参考になります。




それでは秀吉のあられもない欲望をどうぞ





清洲城の壊れた石垣の普請を信長に命ぜられた秀吉は、人夫のやる気を出すため、彼らを10組に分け、一番に修理した組に褒美を弾むと約束し、さらに前夜祭と称して全組に酒と肴を振る舞い大騒ぎさせたというものです。

これで人夫達は一致団結、各組我先にと競い合い瞬く間に石垣の修繕は終わったというものです。

大河ドラマ「秀吉」(1996(平成8)年。2014(平成26)年の「軍師官兵衛」ではありません)においても、主人公の竹中直人扮する秀吉が、信長にその軍功を言葉で直々にほめてもらっているのに、なんと主君のお褒めの言葉を遮って「(話はいいから具体的な)褒美をおぉ~!褒美をくださいませぇ~!!」とツバ飛ばして連呼絶叫し、あわや手打ちにならんとするシーンが描かれていますが、庶民や部下たるもの、あまりに高尚かつ高邁な視点で諭されても、何だかピンと来ないものもあるようで、そのあたりの絶妙な塩梅が大切だということかと思います。

そういうわけで、きっちりした仕事には気前良い褒美がついてくる、というのが最も人々のやる気を促進するということになりそうです。

褒美と褒め言葉、1万円札にPV含めて絶賛募集入札受付中の筆者からは以上です。

(平成27年5月26日 火曜日)

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