このブログを検索

2015年5月5日

昭和から平成にかけての「みどりの日」の誕生と変遷について纏めます


みどりの日




おはようございます。

2015年5月の祝日に関する配信記事です。

みどりの日というのができた経緯を記憶で知っている世代の筆者ですが、現在のみどりの日は、5月4日ですので念のため記しておきます。

自分でも混乱するため敢えて経緯を記しますと、そもそも和暦「昭和」の時代は4月29日は昭和天皇が今上天皇でして、「天皇誕生日」でした。

なので筆者より更に上の世代になりますと天皇誕生日といえば一番に4月29日がイメージされます。

さて、1989(昭和64)年1月7日の今上天皇即位と「平成」への年号移行により、天皇誕生日は今上天皇の誕生日である12月23日に改められたのですが、それまで親しまれた4月29日も引き続き祝日として維持しようという動きから、改めて4月29日を「みどりの日」として改めた上で祝日として存続させることになりました。

筆者を含む世代の記憶はだいたいここで止まっています。




いよいよ21世紀に入ってバタバタと動きが加速します




しかしながら、2007(平成19)年以降、4月29日を改めて「昭和の日」として制定しなおすことになり、みどりの日を、これまでは5月3日(憲法記念日)と5月5日(こどもの日)に挟まれていることで特例として「国民の休日」という「祝日」と定めていた5月4日に上書きするような形で移動した結果、5月4日が改めてみどりの日として制定されたというわけです。

もともと、「みどりの日」の名前の由来は、各界識者をメンバーとする小渕恵三官房長官(当時)の私的諮問機関「皇位継承に伴う国民の祝日に関する法律改正に関する懇談会」において、「昭和天皇は植物に造詣が深く、自然をこよなく愛したことから『緑』にちなんだ名がふさわしい」という意見が多数を占めたからであるとされています。

博識であった昭和天皇にちなんだ名前です。

いろいろな経緯から、日付は移動しましたが、ゴールデンウィークの一角を構成する祝日として、我々国民の生活に根ざしたものとして定着しているのです。

先帝を偲びつつ、思い切り余暇を楽しみたいものです。

そんなたまには含蓄のある話もしたかった旅先の筆者からは以上です。

(平成27年5月5日 火曜日 最終更新日:平成28年5月5日 木曜日)