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2015年6月25日

古来より八百万の神々を持つ日本社会の多様性について話をいたします

神社





おはようございます。

2015年6月の神社に関する配信記事です。

日本は昔から八百万(やおろず)の神々が住む国といいます。

因みにはっぴゃくまんとは読みませんし、実数として800万の神々がいるわけでもありません。

これは、数が非常に多いということのたとえでして、そして神道の神々は古事記や日本書紀に見られるように、人と同じような姿をもち、性格もそれぞれ異なる、いわゆる人格をもった複数の神です。

ムスリムとかキリストとかゾロアスター教とか、このあたり神は唯一絶対神、と自然に理解している方々と根本的に異なる考えでして、この点ギリシャ神話に出てくる神々と似ているところがありますが、日本の神々にさらに特徴的なのは、現世に生きている我々人間にいろいろな恵みを与えてくれる良い面を持つ反面、何らかの事情により「祟ってしまって害をなす」という相反する性格をもっているところです。




祟り神になってしまった例





ぞんざいに扱うと祟り神になってしまってしまうのです。

たとえば日本で最も浸透している神様のひとつで全国1万社以上にも上るといわれる「天満宮」の総本宮は言わずと知れた大宰府天満宮です(北野天満宮のことに触れると別記事になってしまいますのでここは流します)。

時の左大臣藤原時平の讒言により醍醐天皇により右大臣の地位を剥奪され太宰権帥(だざいごんのそち)として大宰府に左遷されそこで失意のうちに亡くなった、これが祟りとなり京の都の要人の死を招いたり天変地異を起こしたことから、道真公の名誉は回復され、地位も追贈されやがて神となり天満宮に祭られたというわけです。

多様性を認めようという昨今の世界的潮流に、日本はかなり先んじているのかもしれません。

飛ばすギャグはワンパターンで寒い筆者からは以上です。

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