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2015年7月14日

好評を博した銀行の「店番号」の仕組みについて少し詳しく説明します

店名は変わりますが、店番号は変わりません





おはようございます。

2015年7月の日本の銀行番号と店番号に関する配信記事です。

銀行番号で書いた記事が意外な好評を博しましたので、続編として店番号についても少しふれておきたいと思います。

4桁の金融機関コードで銀行(他預金金融機関)を特定した後で、その銀行のどの支店のどの口座がという判定に入ります。

まず、店番号です。

本来ならば、1つの銀行を1つの店に見立てればよかったのかもしれませんが、古来の「ムラ」「クニ」から荘園制や御恩方向による土地安堵という封建制度の歴史から江戸幕府の幕藩体制の完成を見る歴史の経緯から、各地方における拠点を持ちたいという自然な欲求が強まり、「支店」という考え方が広まることになります。

最初は日本の企業も、大阪本部と東京本部でしたが、各地域に拠点を持ちその文化風土に即した事業活動を展開していくということから、支店網を争って整備するようになりました。

銀行も、こうした流れに沿って、当局(当時は大蔵省)の認可を受けながら支店を拡充していきました。その支店ごとに振り分けられたのが3桁の店番号です。

3桁ですから、実は000から999までの1000通りしかなく、同一銀行における支店網の限界は、1000ということになります。

巨大統合銀行が出現している現在、実は銀行番号は3桁でよく、店番号は4桁必要だったのではないかとも思うのですが、とにかく店番号は3桁です。

したがってこのコラムを読まれた皆様、支店名などどうでも良いのです。

日本において銀行業務を維持していくために絶対に必要なものは、店番号のほうなのです。




店を統合するのに一番大切なのは店番号





店が統合されるとき、どちらの店番号に片寄せするのか、まったく別の店番号を割り当てるのか、いろいろと方式はあります。

二重口座が発生してしまう可能性があるので、この作業は極めて困難です。

また、001や100といった切りのいい番号は、「本店」や「本店営業部」といった支店の「格」を示す場合があります。

たとえば、銀行番号0001のみずほ銀行の店番号001は「本店」です。

そして100は「丸の内中央支店」でした。

さらに統合されて現在は004になっています。

他の銀行では010というのもよく使われているようです。

日本人の気質は、黒田五十二万石だの伊達六十二万石だの言っておりましたお江戸の時代からあまり変わっていないのかもしれません。

実家は小笠原藩と黒田藩の藩境、わずかに黒田藩側の筆者からは以上です。

(平成27年7月14日 火曜日 最終更新:平成28年7月14日 木曜日)