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2015年9月11日

勝ちすぎる製品を持つ企業体の贅沢だけれども深刻な悩みについて言及します

9/11




おはようございます。

2015年9月時点の配信記事です。

日本においては、2008年にiPhoneシリーズ、2010年にiPadシリーズが発売開始となり、それぞれほぼ毎年進化を続けてこのたびiPhone6sという最新機種と、iPadProというさらに大画面の新端末(端末とはいえないほど大きな「キーボドなしパソコン」といったほうがよいですが)が発表されました。

多くの専門家たちの予想を覆し、消費者に支持されてきたこの二つのシリーズは、競合他社を巻き込みiPhoneはスマートフォン(スマホ)市場、iPadはタブレット市場という大きな市場を形成してきましたが、ここにきてアップル自体も業界の変化や消費者の志向に対応する必要を感じているようです。

すなわち、iPhoneは若干の画面の大型化を志向しながらも、おおむね人間の片手で操作できるスマート端末であるという地位を固めたのに対し、タブレット端末市場は、大型化するスマホとともに、なかなか伸びず、期待通りの売上を上げているとは言い難い状態になっているということです。

大画面を手でタップするという革命的な仕様も、やはり文章をキーボードの質感を持って打ち込むというPCユーザーに対し、メイン機として取って代わるまでには至っておらず、同じコンテンツをスマホでも閲覧できる以上、スマホとの2台使いの際にどういったところで差別化するか非常に悩ましいところだということです。

勝ちすぎる製品を持つというのが将来の成長の足かせになるという難しい問題です。

そもそもそのような強みをもっていないので、非常に身軽ではある筆者からは以上です。

(平成27年9月11日 金曜日)