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2015年9月14日

2015年9月の株価の下落状況はリーマンショック以来の水準となった

何かの前触れかもしれません





おはようございます。

2015年9月時点の記事です。

株価チャートを見てみますと、ここ数週間、株価の下落状況は、リーマンショック(2008年9月)の始まり以来のものであるようです。

リーマンショック(と後の世で言われることになる)の現場においては、世界中に散らばったサブプライムローンは一体どのくらい誰が保有しているのか、そして、それがどのくらいの凄い勢いで溶け出しているのか、という疑心暗鬼が表面化し、信用が基本となる金融取引全体に急ブレーキがかかり、世界の実態経済も大混乱をきたしたわけです。

さて、今回の下落局面は、始まりの数週間はリーマンショック時に等しいということになりますが、①世界中で大幅かつ過剰な金融緩和を実施している割に実体経済の「回復」が遅れている、もしくはなされていないことへの漠然としているけれども確実な不安感と、②これまで正に日の出の勢いで世界第2位の経済大国へ登り詰めた中国経済への潜在的不信感がいよいよ表面化しつつあることが大きな要因だと思われます。




金融緩和は経済活力の下支えに本当になっているのか





①については、日本のここ数年の現職首相の名前をもじった経済対策や金融緩和策への効果に対する率直な疑問と言えますし、②については、改めて国有資産である中国の地において、そこに投下された外貨ベースの資本はかの地の国有政治リスクを大きく取っていることがにわかに改めてクローズアップされているようです。

①は大幅な自国債務膨張を招来し、②は大幅な信用不安による不良債権の増大を招くことが懸念されます。さらに③ユーロ危機を含む複合的な不安要素が、まとまって思わぬ影響を出さないよう、世界各国の金融当局は非常に慎重な世界経済運営を図る必要があります。

リーマンショック以来の水準、という言葉が出てくるときには加熱する状況に留意したほうがよさそうです。

台所は火の車の筆者からは以上です。

(平成27年9月14日 月曜日)