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2015年11月29日

日本プロ野球における年俸上限を2015年シーズンを終えた時点で考察します

球場の観客席もでかいです
New York Mets at Los Angeles Dodgers


おはようございます。

2015年11月の記事です。

2015年末、日本のプロ野球もようやく本格的にストーブリーグ入りしたようです。

日本シリーズの後の国際大会もあり、最近の主力選手にとってはシーズンが非常に長くなっています。

事実上12月と1月しかゆっくりと休むことができないですが、しっかり身体のケアをして、また来年2月のキャンプインには元気な姿を見せてほしいと思います。

さて、そのオフシーズンの間に選手たちにとっては大切な交渉事があります。

来季の所属チームと年俸交渉をすることです。

プロ選手ですから、報酬を貰ってなんぼの世界ですが、では事実上日本プロ野球で最高の成績を残せる(と球団が判断する)選手に支払える年俸の限界とはどのくらいなのでしょうか。

年俸は、当然球団収入(見込)の中から支払われます。

日本のプロ野球球団平均の年収入は約100億円と言われます。

人気球団であればこれより多くなると思いますが、その中から支払われる選手の総年俸は、40億円から45億円といったところが上限になるようです。

人件費率45%というところですね。

支配下登録選手が70人、そして若干の育成選手がいることから考えますと、選手の平均年俸は4,000万円程度、実際にはトップ選手たちの割合が高くなりますので、現実的には2002年に松井秀喜選手が記録した6.1億円といった数字が上限になるのではないでしょうか。

この点、2002年の最高年俸をなかなか越えられない日本プロ野球球界を尻目に、海の向こうのMLB(メジャーリーグ)の年俸はうなぎのぼりです。

これは、リーグ全体のビジネスをリーグビジネスとして世界展開し、米国ネットや海外の放映権収入、リーグスポンサーからの広告獲得、オンラインでのチケットやグッズ販売などで稼ぎまくっているのです。

そして、リーグからの分配金だけで各球団は40~50億円を得ているのです。

こうした潤沢な資金から、MLBでは13年373億円(年平均28.7億円)といった長巨額契約が可能となっているのです。

これでは、事実上の日本プロ野球での年俸上限に達してしまう日本人選手が海を渡る勢いは止まりそうにありません。

実際、今年のポスティングでは、広島の前田健太選手が目玉となるようです(実際移籍しました)。

サッカーのように、上部リーグ下部リーグの入れ替えで非常に盛り上げる例もあります。

スポーツビジネスとしての日本の野球にはまだまだ改善の余地があると思います。

久しぶりにソフトボールをやったのですが一番いい当たりがピッチャーライナーだった残念な筆者からは以上です。

(平成27年11月29日 日曜日)