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2015年12月27日

ニューヨークに行きたいか!という昭和生まれのおばけ番組があったという話です

ニューヨークへ行きたいか!



おはようございます。

2015年12月のテレビの歴史に関するテレビ好き少年であったビルメン王からのニュースです。

ニューヨークに行きたいか!とは昔流行ったアメリカ横断ウルトラクイズという国民的娯楽番組での決め台詞でした。

この昭和の時代は、8時だョ!全員集合というお化け番組が50%超えの視聴率をたたき出したりとテレビの黄金時代だったような気がしますが、このアメリカ横断ウルトラクイズという番組も、視聴者体験型の企画として空前絶後のものでした。

何しろ決戦の地ニューヨークまでたどり着くのは数万人の参加者からのわずか2名、その経由地は時に南極まで及び(このときはアメリカ大陸横断ではなく南北縦断と称した)、ニューヨークに行く前までの各地でのロケは旅行会社とテレビ局の額に目をつむった糸目をつけない予算で行われたものです。

牧歌的な時代とはよく言ったもので、ロケでのクイズで失格→成田直行になる人がだれかわからないまま次の経由地までのチケットをとっておき、行けない人の分は無理やりキャンセルしてしまうという剛腕だったということです。

この企画番組に入りたいために、チケット手配を担当する近畿日本ツーリストという旅行会社に入りたいと希望した新卒の学生がいたとか、番組制作の日本テレビの問題作成者は産業スパイに巻き込まれないようにSPがついたとか、宿泊先のホテルから問題が漏れそうになったとか、いろいろと都市伝説にも彩られています。

この番組は、単にクイズの優勝者である「クイズ王」を決めるためだけの番組ではなく(それならば現在の主流のようにスタジオでできてしまう)、普通の人々が突然広大な自然や冒険に放り出されてしまったときに表す思わぬ表情、そして挑戦者同士の人間的ふれ合いやドラマなど、そんな生の人間模様を色濃く描いた演出が人気の秘訣でした。

何しろ挑戦者の方も、会社や職場を家族の前から長期にわたり文字通り姿を消すわけで、一体どのように各挑戦者が裏で調整していたか興味が尽きなかったところです。

そうした挑戦者の人間模様、それは経由地で惜しくもクイズに敗れた敗者にもスポットはあたり、罰ゲームと称した面白演出で成田まで直行便で帰すというものでした。

物凄く羨ましかった覚えがあります。

番組の復活を心待ちにしております。

このクイズ番組でニューヨークには行くものだと思っておりましたので、未だにニューヨークどころか成田、グアム、ハワイ、カルフォルニアにも実は行ったことがない筆者からは以上です。

(平成27年12月27日 日曜日)

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