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2016年1月13日

LEDよりエコな無電極蛍光灯が登場したので取り付けたい話

蛍光灯(無電極型は両端の黒い部分がないはずです)



おはようございます。

2016年1月の記事です。

筆者の祖先を辿ると熊本県天草上島に行きつきます。

今は上天草市松島町となっております。

従兄が本家に残っていますが、その天草で、LEDよりエコな無電極蛍光灯を作る会社があるということでこの小さなブログで大きく取り上げたいと思います。

会社の名前は天草池田電機株式会社、もともとは京都のオムロングループに成長した立石電機の天草工場部門でした。

オムロン天草として2002年まで操業しますが、2002年に地元資本に衣替えし、天草池田電機として再スタートしたと社史にあります。

さてこの会社が生産しているのが、無電極蛍光ランプと呼ばれるものです。

文字で説明するのがとても大変ですが、無電極ランプは、今までの蛍光灯と同様に、蛍光体をガラス内壁に塗った管内に、希ガス及び微量の水銀を封入している構造は変わりません。

紫外線が放射され、この紫外線がランプ管内壁に塗布された蛍光体に当たることより、可視光に変換されます。

ただし、従来の蛍光灯が放電させるために必要としている電極が存在しないのです。

ゆえに無電極蛍光灯と呼ばれます。

皆さんも良く知っていることと思いますが、蛍光灯は、両端の電極が黒く劣化して、ちかちか点灯しだしたらさすがに代えどきとなります。

つまり電極の耐用期間が従来蛍光灯の寿命ということです。

それが無電極型蛍光灯のガラス管内には存在しません。




無電極蛍光灯のしくみ





無電極蛍光灯は、まず巻きつけたコイルに高周波電流を直接流します。

そうして直接磁界を発生させ、この磁界によりランプ内に電界を発生させられるのです。

電極の力なしで磁界を発生させるには、瞬間に相当の高周波電流が必要となりますが、点灯させる専用インバータの性能を飛躍的に向上し、この原理を実現しています。

本来ならば、蛍光管内の寿命は半永久的ですが、このインバーター自体の寿命がこの無電極蛍光灯の寿命となり、これはLEDランプの4万時間を遥かに超え10万時間に相当するということです。

光の調子も、LEDのように直線的なものではなく、色味も自然に近い、目に優しいブルーライトとなっております(蛍光灯ですから長年我々の目に慣れたものです)。

素晴らしい技術を地方の企業が実現していることに驚く次第です。

この会社の無電極蛍光灯は、熊本県議会本会議場といった大空間でその威力を如何なく発揮しているとのことです。

道具の飛躍的な進化に比べて記事には新鮮味のない筆者からは以上です。

(平成28年1月13日 水曜日)