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2016年5月19日

「00000JAPAN」というWiFiスポットは災害緊急用のものであるという話

こちらは、有線LANです




おはようございます。

2016年5月の無線LANに関する配信記事です。

また筆者がガジェット系のマニアックな話をするように思われるかもしれませんが、一般の皆様にも非常に大切な話をいたしますので少しの間お付き合いを願います。

公衆無線LANを検索すると、特に西の方の方々で、昨今「00000JAPAN」というWiFiが出てくることがあるかと思います。

この回線は、大規模災害用無料Wi-Fiサービスの統一名称で、現在の熊本大分を中心とした大規模災害に対する緊急救援措置として、現在NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクといった大手通信キャリアが共同で、特段の認証行為なくWiFiを使って貴重な情報を得ることができるように、00000JAPANというスポット名で利用するよう手配しているサービスのことです。




デジタルカメラからスマホへの跳躍




話は大きく飛躍しますが、ローマカトリック教会における大きなイベントであった2005年4月のベネディクト16世の就任時には、信者はデジタルカメラを持って集まりその姿を収めましたが、2013年3月に教皇フランシスコが就任した時には、信者の手にあったのはスマホで、そのスマホで撮影された動画がSNSを通じて世界中を駆け巡ったという対比もあるように、世の中の情報手段は劇的に変わってきています。

現在の世界においては、このように避難時の情報収集手段や連絡手段としても、スマホが重要なツールになっていることに鑑み、緊急時に無料で利用できる災害専用公衆無線LANの整備が進んでいるのです。

非常にありがたいものです。

しかしながら、こうした緊急時の公衆無線LANは、暗号化されていないWiFiスポットであることがほとんどです。

セキュリティ上のリスクがあることは、認識しておいた方が良いと思います。

加えて、これはそもそも災害で困っている人のために用意されているものですから、平穏な状況にある方は利用を控えて、その分の回線容量を真に必要な被災者や救援者、ボランティアの皆さんに空けてあげるというのが正しい利用法だと思います。

いわば、救急車が道を進んできた時に、その進路をふさがず徐行もしくは停車して、先に行ってもらうという配慮を取るようなものです。

もちろん自身が緊急の事態にある時は、迷わず利用していただきたいと思います。

以上、見慣れない公衆無線LANの説明でした。

ローマを見て死ね*と言われますので、早いところバチカンのサン・ピエトロ寺院にも行かないといけないですが、マレーシアのクアラルンプールより西には行ったことがない筆者からは以上です。

*本当は、「ナポリを見て死ね」です。

(平成28年5月19日 木曜日)