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2016年5月21日

一世を風靡したテレビ通販業界のこれからの行方を勝手に占ってみた話

同社売上推移(ジャパネットたかた ホームページ 会社概要より)




おはようございます。

2016年5月のテレビ通販に関する配信記事です。

テレビショッピングでよく知られているテレビ通販業界で、最も有名なのは「ジャパネットたかた」という長崎県佐世保の会社だと思いますが、この業界も知らないうちになかなか難しい状況になってきているようです。

ジャパネットたかたの売上を見ますと、主として45歳以上の売上でそのほとんどを上げており、それ以下の世代についての売上は非常に小さいというのです。

確かに、ぎりぎりそれ以下の世代に属する筆者にしても、よくテレビに出ていたジャパネットたかたの創業者かつ司会者はよく知っていますが、残念ながらこの番組で商品を購入したことはありません。

商品を買うなら、ネットやブログで評判なり仕様なりを調べて、Amazonといったネットショッピングやリアル店舗での注文販売を使って購入するというスタイルですので、テレビショッピングを見ながら「紹介」された商品を「毎日コーヒー一杯のお値段で」電話で注文して買うというスタイルではないのです。

しかしながら、ネットや電子機器に馴染みの薄い中高年世代に対しては、ネットでいくらディスプレイしても売れません。

このターゲットに絞り、テレビをよく見て紙の新聞を取っているこうした世代に対し、わかりやすい視覚に訴えた実演販売を駆使して、消費意欲をかき立てたという意味で、同社は中高年消費マーケットに対して非常に貢献したと言えます。




筆者の親世代もテレビ通販で買っていた




筆者も、いきなり実父母が電話をかけてきて(おそらく通販番組を見たものと思われます)、腕時計を買ってやるからということで貰ったことがありましたが、上の世代には非常にわかりやすいサービスだったわけです。

しかしながら、こうした人々はだんだん低減していっており、羽毛布団やマッサージチェア、掃除機やウォーキングシューズといった健康快適志向の商品についても一旦一巡してしまうとなかなか2台目を売り込むのは難しいところでもあります。

「ジャパネットたかた」を含むテレビ通販業界が、今後どのように商品やサービスの構成を変えながら市場に挑んでいくのか、いち消費者として注目していきたいと思います。

実演販売も営業も不得意なスタジオの筆者からは以上です。

(平成28年5月21日 土曜日)