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2016年7月7日

塩素を用いない酸素系漂白剤を使ってみてその効用のすごさに驚くお話

酸素系漂白剤




おはようございます。

2016年7月の洗剤に関する配信記事です。

最近、漂白剤の原料に塩素を用いない、「酸素系漂白剤」というものが市販されじわじわ人気が出てきているようです。

遅まきながら、そんな酸素系漂白剤を購入して早速試してみましたのでレポートしたいと思います。

酸素系漂白剤は、あの小学校のプールの消毒の塩素の匂いと同じ塩素系漂白剤のツーンとした匂いがしません。

自然な感じです。

しかしながら、そんな出で立ちとは裏腹に、強力な洗浄力を披露してくれました。

衣服の洗剤として使ってみましたが、とてもクリーンに汚れが取れました。

もちろん泥系の汚れは洗濯用洗剤の力を借りたほうがよく落ちると思いますが、洗い上がりの匂いが優しく着ていて違和感がありません。

非常に気に入りました。

洗剤が洗濯槽にこびりつき、先日のエントリーのように黒カビの食物となりカビが繁殖するという危険も少なそうです。

食洗機用洗剤としても使ってみました。

洗い上がりの匂いが少なく自然な感じです。

もちろん、衣服の漂白剤としても使え、テーブルのべたべたした油汚れも、先にエントリーした記事のように水とサランラップと併用すればみるみるうちに黄ばみも綺麗になりました。




ほぼ万能の洗剤漂白剤なのかもしれない





これは、ほぼ万能の洗剤漂白剤なのかもしれません。

最後に、シンクの排水溝、風呂の排水溝、洗面台の排水溝にトイレの中に粉末を放り込み、寝て起きてみると臭いが消えてキレイになっています。

お近くのドラッグストアに売っていると思いますので、一度お試しされてみれば家事が楽しくなるかもしれません。

なぜこれだけ汚れが落ちるのかの仕組みを科学的に解説しますと、水につけると過酸化水素水のように酸化力を持つ性質があります。

水溶液の中の過酸化水素は、水と酸素に分解します。

その過程で周りにある高分子状の化合物の結合を弱めて取り去る性質がありまして、この性質を利用して、漂白剤、除菌剤、消臭剤として用いられるわけです。

前述のように過酸化水素水はの放置していても水と酸素に分解するだけですし、また別途含まれる炭酸ナトリウムはほぼ無害な物質といえますので、酸素系漂白剤の環境負荷は非常に低いといえます。

一方、これまでの強力漂白剤であったところの次亜塩素酸ナトリウムに代表される塩素系漂白剤は、漂白過程でトリハロメタンをはじめとする有機塩素化合物を生成して環境汚染の原因となることは周知のとおりです。

漂白力は強いですが、臭い(あのプールの香り)も強く、肌に付着するとかぶれの原因になるなど取り扱いには注意しなければなりません。

身の回りの商品や製品についても、日進月歩の進化が起こっており興味深いです。

肌黒さと腹黒さがどうしても取れない筆者からは以上です。

(平成28年7月7日 七夕の木曜日)