このブログを検索

2016年9月20日

分散投資とは卵を一つの籠(バスケット)に入れないことだという話です







おはようございます。

2016年9月の記事です。

分散投資という言葉があります。

同じ籠にすべての卵を入れてはいけませんよ。

なぜなら一回落とすとすべて割れてしまうから、という例えでよく言われることですが、これを投資の世界に置き換えると、すべての資金を単一の対象に投資してしまうのは危険ですよ、ということです。

しかし我々のような素人投資家は、もともとの元手が少ないですから、例えば1億円を予算として勝負できる金持ちさんとは違って張るのにも自ずと限界があります。

例えば100万円を元手に投資を始めるとして、単位株1,000株の会社の株価単価が@1,000円だった場合、最小単位の1,000株で手持ち資金は底をついてしまいます。

これでは分散投資などまた夢です。

これを解消する手段の一つが、ファンド、つまり投資信託の形で購入することです。

分散投資をその投資の道のプロが行うので、少額からでも分散投資ができます。

しかしながら、かなり高い運用手数料を取られるので、よく考え調べた上で利用してください。

やはり投資は自らの判断で行い、その結果も自ら負うべし、という強い信念を持っておりますので、投資信託というものは、他人にその大事な投資の方法論を預けてしまうものであるということを納得いただいて、利用してもらいたいと思います。

そして、そのファンドの運用担当や運用方針(ポリシー)をよく見極めなければなりません。

ファンドの担当者が本当にプロ意識の高い、プロと言えるほどの能力を持った者であればよいのですが、そうでなく単なる人事ローテーションでポジションを充てがわれたサラリーマンである場合もあります。

実際の運用担当者と面談できる機会は非常に限られると思いますので、そのファンドの投資パフォーマンスの実績や投資方針やレポートをあらかじめよく確認しておく必要があるのです。

日本においては、このように実際の運用担当者がわかりにくいのが通常ですが、海外に目を転じますと、たとえばウォーレン・バフェットのファンドのように、個人の目を信じてそこに投資している投資家もたくさんいます。

筆者としては、少額投資の時には銘柄を吟味に吟味して、それへの一本足投資、というひりつくようなリスクを楽しみ、もう少し大きく張れるようになってから分散投資の勉強を始めても遅くないと思います。

分散投資に関連しますが、配当をしようがしまいがその投資結果は変わらない、というMM理論(MM命題)と呼ばれる投資の世界の金言がありますので、合わせてご紹介しておきます。

企業価値は配当政策によって変化しない。

また、企業価値は資本構成によって変化しない。ただし、法人税がない場合に限る、というものですが、これなどは、小手先の企業運営方法によって本源的な会社価値が左右されることはない、ということを言いえて妙であります。

投資の格言に「見切り千両損切り万両」というのは勇気ある撤退の価値を示していますが、いつも一本足のまま、なかなか分散投資できるまでの投資成果が得られない筆者からは以上です。

(平成28年9月20日 火曜日)