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2016年10月11日

針なしホチキス(ステープラー)が発明されてかなり広まってきたという話です





おはようございます。

2016年10月の針なしホチキスに関する配信記事です。

日本発の「針なしホチキス」が注目を浴びています。

文字通り針(芯)を使わないホチキスです。紙の束を切り出して一緒に作る切り目に差し込んで、自分の紙自体をいわば芯として、自分を束にするという商品で、実は10年以上前から普通に存在している商品なのですが、ここにきて環境にやさしいということで需要が急増しています。

人気の理由は幾つかあります。


これまでの同様の製品では一度に綴じられる紙が4枚までだったのですが、一般的に8枚まで可能となったことです。

8枚でしたら大抵のハンドアウトの資料や契約書、メモランダムや資料の類を綴るのに用途が広がると思われます。

筆者も早速購入して使ってみましたが、実用に耐えそうですっかりファンになりました。

この針なしホチキスは何気なく日本で開かれた国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会で各国関係者に配布されたことをきっかけに世界的な認知も広まったそうです。


日本の関係者が狙ったわけではないのでしょうが、一気にやっぱり日本はクールと激賞され、日本の文具各社が海外展開も視野に入れて再注目し鼻息も荒くなって来たようです。

どうも明治の昔から、日本人はなぜか海外の人に自国のモノやサービスや観光資源が受けるといきなり自信を持つ傾向があります。

浮世絵や、日本アルプスなどは、その典型のような気がします。

さて針なしホチキスの方ですが、「日本発」の新しい商品文化の発信といえば言いすぎかもしれませんが、中身はハイテクと工夫の集積です。


とじ込む場所の前後2カ所に切れ目を入れてU字型にくりぬいた一方の紙の束をもう一方の穴に織り込むことで紙を綴じる仕組みですが、改良された昨今の製品では紙に穴を開ける刃をシャープにし、紙を綴じるときに生じる摩擦を少なくし、綴じる紙の部分を強化し外れにくくしました。

加えて、一度閉じた紙の束が抜けてしまうことを防止するため、くり抜く紙の束を矢印状に切り込んだ上で、穴の部分に差し込み、綴じる実用性を担保しました。

針がなく刃も保護されているので安全面に気を使う子供のいる家庭や学校・学習塾での人気が高まり、さらにオフィスや事業所・工場でも異物混入を嫌う食品工場のほかでも導入が始まり、また紙の再利用分別が容易だという点も受けており予想以上の売上となっています。


こうして針なしホチキスの国内市場規模は、業界推計で従来のホチキスの約3割に当たる約15億円にまで拡大しているそうです。


規模自体はもちろん小さなものですが、今後は国内外で販売が伸びることも期待され、何よりもIMFといった国際機関の会合参加者からの口コミも広がり支持も受け世界展開の可能性も開けている明るい話です。
針なしホチキスは現在1,000円程度で手に入ります。

日本の技術力の再確認のためにも、職場にご家庭にお一ついかがでしょうか。

芯の通っていない筆者からは以上です。

(平成28年10月11日 火曜日)