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2016年10月20日

金融の世界などでよく使われるレバレッジ効果(てこの原理)を解説します






おはようございます。

2016年10月の金融用語に関する配信記事です。

金融派生商品(FX含む)などでよく使われる「レバレッジ効果」についてご説明致します。

レバレッジとは「てこ」のことで、言い換えると「てこ効果」です。

手元に100万円があったとします。

これで、今1ドル100円の為替レートで全額ドルに交換するとしますと1万ドルとなります。

取引コストは無視します。

ここで、例えば1ドル110円になりますと、円換算で10万円儲けたことになりますし、90円になりますと同様に10万円損したことになります。

さて、ここでこの将来の予測不確実性(ここでいうと将来のドルの価値)についてもっとリスクを取って大きなリターンを狙いたい、という人がいるとします。

すなわち、手持ちは100万円だが、これを全額失っても良いから一気に2倍の利益も狙ってみたい、というようなリスクテーカー、のことです。

現実に、これが可能です。

100万円の手元資金を証拠金、として、900万円の借金をします。

借りるお金はFX会社が比較的低利で用立てます(ここでは無視します)。そして、合計1,000万円になった手元資金でドルを購入します。

1ドル100円ならば、10万ドルのドルが手元にある、ということになります。

さてこのまま、1ドル110円になってくれれば、1,100万円になりますから、そこで円転して、借金の900万円を返済すれば、あらら200万円が手元に残って倍になった、ということです。

しかしながら、逆に1ドル90円になってしまえば、900万円となり、そこで円に戻して借金を変換すれば、あれれ100万円はなくなってしまった、ということなのです。

FXは、原資産をFX会社のルールでのレバレッジ効果を利用した金融派生商品、と覚えておきましょう。

リターンの可能性も倍になれば、リスクの量も倍になるのです。

私ですか?もし確実に円高円安がわかればよいのですが…。

約半分の確率で当たったり当たらなかったりする筆者からは以上です。

(平成28年10月20日 木曜日)