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2016年12月10日

「クーポン大そうじ祭」と銘打ったピザの面白くてエコな販促戦略の話です




おはようございます。

2016年12月のビルメン王(@shinya_ueda)提供のブログ配信記事です。

歳末となりまして、各種小売に外食企業は歳末セールの真っ最中です。

そんな中、ピザチェーン大手のドミノピザが、期間限定で始めたクーポン制度が話題になっていますので少し紹介したいと思います。

これは、何でもクーポン持ってきた人にはピザ28%オフというもので、要するにただの「期間限定 ピザ全品28% OFF」なのですが、この「割引」を受けるために他店の、他業種の何でもいいから割引クーポンを持ってきてください、といっているところがミソになります。

ドミノ・ピザ以外のどんなクーポンでも「ピザ全品28%OFF」クーポンとして使えるわけです(並行してドミノ・ピザで別に行なっているクーポンはあります)。

具体的には、お店で以下のような流れになります。

・有効期限:2016年12月22日(木)まで
・商品の受け取り時に、大そうじしたい他業種他店のクーポンを渡してください。
・紙のクーポンのみ有効となります(クーポンは回収されます)

そして、紙のクーポンを持ってないという人には、

・クーポンをお持ちでない方は、「こことか」でどれか適当に選んで印刷すると使えるかも。

*こことか、のところに適当なクーポンサイトへのリンクが貼っています。

このクーポン祭り、他業種他店のクーポンを使うので、この手の販売促進に必要なクーポン自体の自社での印刷というのがまず不要になります。

そのくせ、意外にインパクトがありまして、さらに、他店他業種が一生懸命刷り出して流通させた各種クーポンを根こそぎ無効化し、かつその見込み売り上げを自店に引き込むという極めて効果的な策なのです。

まさに往復ビンタ、一粒で二度美味しい、一石二鳥の悪魔的所業っ…!

これを考えた販促担当、実はぶっ飛んだ天才なのかもしれません。

まさに、かっこうもびっくりの托卵戦略です。

商品自体の魅力に加え、このような売り方にストーリーを持たせることの大切さを学んだ気がします。

人生が、ストーリー仕立ての筆者からは以上です。

(平成28年12月10日 土曜日)

▷▷次の記事は

勤め人のいわゆる職場の「飲みニケーション」についてその今昔を考えてみた話です