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2016年12月26日

コンプガチャからカジノから仮想通貨にまで至る射幸性というものについて

カジノのチップ




おはようございます。

2016年12月の記事です。

今日はカジノ法案も成立した2016年年末にちなみまして、射幸性というテーマで話をしたいと思います。

2012年初めに、いわゆるコンプガチャ騒動というものがありました。

コンプガチャとは1回数百円程度の有料ガチャという電子画面上でカード(あくまで電子データに過ぎませんが)を引き、特定のカードがそろうと、希少かつゲームが有利になる最強グループの「レアカード」(しつこいですがカードといっても電子データですから現物はありません)が手に入るという、極めて射幸性の強いクジ引きのシステムです。

2012年5月に消費者庁が「景品表示法に違反している」と指摘して、グリー(ン)などのモバイルゲーム各社は廃止せざるを得なくなりました。

そもそも電子データなのですから、システムアルゴリズムの変更で、何とでも調整できます。

実際の人間や馬が八百長ゲームをするわけではないのです。

100%こちら側で決めることができるというシステムです。

レアカードといいながら無限に作り出すこともできます。

そして顧客側で勝手にあれ持ってないという競争心が煽られていくのと合わせ技で、短期間に多くの課金ゲーム収益を上げることができるのです。

閉じた世界で有名になりたいという人間の業が生み出した会員制ビジネスの変形と言えますが、何らの現物すらない、ゲームが廃れてしまえば強えぇぇぇぇぇぇといってくれる人もいなくなる電子カードゲームというのは、儚いものです。

実際に、2012年に流行ったゲームのレアキャラを今もって大事に持っている人がどれくらいいるのか、筆者は寡聞にして存じ上げませんが、それらのみなさんは軒並み民族大移動的に今はポケモンGOにはまっているのかもしれません。

これは、筆者の少年時代の昭和の昔に流行った(今でもあるのでしょうが)ビックリ男(マン)ホログラムシール入りのチョコレートウエハース菓子並みに寿命の長い、古くて新しいビジネスなのかもしれません。

ビックリマンシールだけ欲しい友達から、チョコレートだけもらって食べていたことが懐かしい昭和な筆者からは以上です。

(2016年12月26日 月曜日)