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2016年12月7日

顧客に売れる仕組みづくりばかりにこだわりすぎると危ないかもしれないという話

飛んでいきたいですね


おはようございます。

2016年12月の雑感記事です。

長いタイトルですが、いまは、「デフレビジネス大盛り」です。

家具のニトリ(似鳥CEO) HIS(ハウステンボス)の澤田CEO、ユニクロの柳井CEO、ゼンショーの小川会長などなど、皆「安かろう、良かろう」というビジネスモデルでそれぞれの市場を制覇しています。

共通するのは、徹底した商品・商材の共通化とオペレーションの標準化による大量生産、即時販売のビジネスモデルです。

しかし、ビジネスモデルというものを顧客の志向や購買意欲に「合わせる」という考え方がいつまでも続くのか筆者は疑問を持っております。

確かにそうした、現在の市場(マーケット)の7か8取れる熊手のような「ビジネスモデル」を持ってすれば、瞬間ほとんどのシェアを手にすることもできそうです。

消費者として、とりあえず何でもいいという(特にこだわりのない)サービス・商品グループについては上記のような標準化されたビジネスモデルが強力な武器になるでしょう。

しかし、その強力な武器は、得てして恐竜が白亜紀の隕石衝突の衝撃による環境変化で滅んだように、今後未来永劫「7か8取りつづけられる」万能ツールではないことを肝に命じておく必要があります。

具体例を言えば、上記のサービスより遥か前に世界展開したハンバーガーチェーンの代表格(ドナルドマックといいましたか)は、現在店舗売上の減少に悩んでいると聞きます。

既にデフレが世界中に広まり、少し昔までは安かったハンバーガーセットが、そのへんの個人定食屋ランチメニューより高いという状況になってきているのです。

10あるニーズのうち、効率性を重視してあえて無視していた2か3の部分での強みがなかったサービスや商品は、このように優位性を失うのもまた早いのです。

常に少数に意見を傾けておくということは、政治の世界に限らず経済の世界でも有効な手法なのかもしれません。

恐竜好きよりお伝えしました。

そのへんの定食屋で食事するそのへんのサラリーマンに過ぎない筆者からは以上です。

(平成28年12月7日 水曜日)