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2017年1月16日

低金利の通貨と高金利の通貨への投資はどのように違うのか説明します






おはようございます。

2017年1月の記事です。

通貨選択をして都度強い通貨に投資を行うのがいわゆるFX(外国為替証拠金取引)の流れですが、より大きな特徴として通貨の魅力には「金利」というものがついて回ります。

今の日本円の短期金利はほぼ0%、長期金利(約10年)でも2%以内の水準がこの20年近く続いておりますので、日本円は金利という点では非常に辛い通貨ということになります。

しかし円は強いのです。

なぜでしょうか。

例えば米ドルの短期金利を現在2%と仮定します。

円で短期金利で運用してもほとんど利子がつかないのに、米ドルで運用したら、1年後には100ドルが102ドルになります。これは有利と見えます。

しかし、円で運用を始めようと米ドルで運用を始めようと、1年後のそれぞれの通貨の価値は「同じ」はずです。となりますと、1年後に102ドルになった米ドルと相変わらず(金利がつかず)同じ額の日本円が同価値ということになりますので、米ドルが100分の102だけ「安く」、つまり円高ドル安になるはずです。

そうしないと市場で裁定取引が起こって結局調整されます。

つまり、高金利の通貨は手前は強く、将来的には低金利の通貨より弱くなるという相反する性質をもつというわけです。

円については、これ以上の円高を何とか食い止めようと、金利面でも0%政策を撮っていますが、これは将来の円高を黙認しているとも取られるのです。

なかなか当局の考えるようには行かないのが実際の投資や経済の世界の面白いところです。

相場は読めませんが素人解説はこのようにいたします筆者からは以上です。

(平成29年1月16日 月曜日)