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2017年5月26日

明治製菓の定番お菓子の「カール」がローカルスナックとして存続する






おはようございます。

2017年5月のお菓子に関する配信記事です。

地域限定のアイスやお菓子というのはよくあります。

そうして、その地域を出て他の地方に移り住んだ時に、あああの商品は地元オリジナルのものだったななどと気づくのです。

例えば、福岡に限定して売られている食品の代表例が、「ブラックモンブラン」という棒アイスです。

竹下製菓という地元のお菓子会社がずっと作っています。

本社と工場が佐賀県小城市小城町にありまして、竹下さん一族が経営する立派な中小企業ですが、知名度は抜群ではないでしょうか。

そのほか、「銀チョコ」や「マンハッタン」といった古くから定番の菓子パンもあります。




「カール」が西日本ローカライズお菓子に?





さて、そんな日本の一地方を超えて、全国ブランドとしてその名を誇った明治製菓の「カール」が、いよいよ続く菓子販売競争と少子化から廃盤の危機に瀕しているというニュースが飛び込んできました。

カールといえば、「うすあじ」以下すべての種類について大好きな筆者などにしては、なぜカールがなくなるんだという衝撃でしたが、思えば筆者が子供の頃には同い年(同じ学年)の子供は180万人いたのに、今では100万人を切っているといいますから、市場もそれだけ縮んだのです。

カール部門の売り上げは、1990年代(筆者が子供の頃)には実に年商190億円に達したそうですが、最近では60億円程度とのことです。

スナック菓子市場の飽和と少子化によるダブルパンチで、国民的ブランドを誇ったカールも、単体部門では実は赤字という状況だったのです。

全商品の取り扱いを取りやめるという最悪の判断もよぎる中、なんとかブランドを維持したい明治製菓は、カールの生産工場を全国5つから愛媛の1工場に集約し、そして配送と販売も西日本に限定することを決断したそうです。

これは、お菓子のローカライズ化の一方策と言えるのかもしれません。

大消費地の関東地方を捨てて、西日本の販路を維持した明治製菓の決断に頭が下がりますが、明治製菓からカールを卸してもらった販売業者が、自社トラックなどで関東地方や東北地方に配送し、そして送料も含めて売るという途は残されています。

本来、地方産物なのですから、全国で統一料金にする必要もないわけです。

これからは、愛媛の工場産であることを売り出して、息の長いブランド展開をしてもらいたいと考えます。

物流コストがかかるという当たり前の事実を日本の消費者が知る良い機会になればなどと思いました。

明治製菓のカールも好きですが、カルビーのかっぱえびせんも好きな筆者からは以上です。

(平成29年5月26日 金曜日)