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2018年2月1日

2018年シーズン入りを告げるプロ野球キャンプインで抜群の存在感を放った球団があった話






おはようございます。

2018年2月の記事です。

今年も日本プロ野球はキャンプインのシーズンを迎えました。

そして、昨年の覇者福岡ソフトバンクホークスも宮崎にキャンプインしたわけですが、ここで異例の首脳陣から事実上の野手のレギュラーの確約がなされたことが話題となっております。

工藤監督はキャンプインの歓迎式典の前の全体ミーティングにおいて、集まった球団選手に対して異例のメッセージを送ったのです。

2018年2月のキャンプイン時点での福岡ソフトバンクホークスの野手の事実上のレギュラーは、DHを含めて、

内川、今宮、松田、中村晃、柳田、デスパイネの6選手をレギュラー当確とした上で、残りの捕手、二塁、右翼の3ポジションについては「激しい競争をしてくれ」と通達したのです。

日本一連覇へ向け、盤石のレギュラー発表、しかも6人です。

筆者も福岡ソフトバンクホークスのファンですが、筆者のような素人も凄みを感じるのは、このチームにおいては、少なくともマスコミも見ている公式の場では、「全員に対してチャンスがある」「全員横一線での競争」といった、ベテランもレギュラーもなく同じ立場であるというようなタテマエ(嘘とはいいませんが)を述べるのが一般的であるところ、図抜けた能力を持った選手はレギュラーだと全員の前で宣言し、首脳陣が競わせるポジションは捕手と二塁と右翼、要するに外野手と内野手と捕手は枠が空いていますよ、と明確にするので他の選手の目標設定がしやすいというわけです。

彼ら6選手の能力に満たなくても、レギュラーになり1軍の試合に出られるわけです。

それに、レギュラーと言われた選手にも自覚が芽生えます。

何しろ公式に全員の前でレギュラーだと言われたわけです。

今宮ならショート、松田ならサードのポジションを死守しようと、それこそプライドをかけてキャンプでアピールするようになるでしょう。

そして、マネジメント側に対する納得感や尊敬も勝ち得ることができます。

嘘、とは言いませんが建前と本音が限りなく同じというのは所属している組織構成員に安心感を与えます。

やって結果や成果を出せば、正しく報われるというわけです。

人を掌握する場合、組織目標や目的をできるだけ明確にした方が良い場合が多い、というのを地で行っている、これは大したマネジメントだと思うのです。

ちなみにメジャーリーグのイチロー選手も、キャンプインの前のインタビューで、背番号の付いていない1A2Aの選手たちが、自分たちを脅かそうと必死に努力する姿を見て、自分も負けていられないと心のネジを巻き直す、というようなことを言っており、これも同じようなものだと思いました。

何はともあれ誰が生き残るか、這い上がるか目が離せない各球団のキャンプインを迎えました。

今年は急ピッチで調整して、早く投球練習に入ろうと思います筆者からは以上です。

(平成30年2月1日 木曜日)